下関第一ビルディング

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大通りに面する中層の雑居ビル。ありふれた建物に思えますが、白いプレーンな壁にポツ窓が並んだ立面は昔の純粋なモダニズムが色濃く感じられて、個人的にずっと気になる存在でした。設計者・竣工年は未確認。


さらに目を引くのが中央のカーテンウォールです。ちなみに後ろのタワーは海峡ゆめタワーといいます。




1階は店舗。当初、上階はアパートかと思っていたのですが必ずしもそうではない模様。


片方の端だけ部分的に出窓。もしかしたら後付かも。


エントランス。木製扉が古さを感じさせます。では中に入ってみましょう。


エレベーターホールの様子。エレベーターは使用不能でした。使われなくなってかなり時間が経過している感じ。




平面は片廊下型。これはアパートに多いプラン。実質的には雑居ビルとして使われていると思いますが、ここに住んでいる人がいるかどうかは不明。窓際の植木鉢などに生活感が見受けられますが。






キレイな廊下。古いビルにありがちな薄暗い雰囲気はまったくありません。


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