住宅協会 泉町団地 #01

住宅協会 泉町団地
福岡県北九州市八幡東区帆柱2
竣工 1950~52(昭和25~27)年
撮影 2005年10月
ここも中原団地と同様に住宅協会が発足した初年度から3年間にわたって順次、住棟が建設されました。上の写真は第1期の50B型住棟の北立面。本来は階段室が南入りとなる標準設計50BSを南北反転させています。
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階段室出入り口に大きな犬が寝そべっていました。毛並みがとてもきれい。団地の写真を撮りに来るような人物を見ても吠えたりしません。しつけの良い犬は、本当の不審者か否かちゃんと見抜くんですね。賢いなあ。

普通の住棟は、バルコニーの有無や窓の大きさで南北の立面は異なる表情を見せるものです。これに対して50B型住棟は、南北両立面の外観が統一されていることが大きな特徴としてあげられます。窓の位置や大きさは必ずしも一致するわけではないのですが、水平方向のリブの存在が効いて窓の違いはさほど目立たず、両面はほとんど同じ立面に見えます。もっとも、バルコニーがないのは不便でしょうね。

51CN型住棟の北立面です。こちらは南北反転といったイレギュラーなことはなく、普通に建てられています。

階段室出入口の開口部はモザイクタイルで縁取られています。このような出入口の装飾は、私が今まで団地巡りをしてきた中では北九州市の住棟に特有のデザインでして、福岡市では見たことがありません。

南立面。
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階段室出入り口に大きな犬が寝そべっていました。毛並みがとてもきれい。団地の写真を撮りに来るような人物を見ても吠えたりしません。しつけの良い犬は、本当の不審者か否かちゃんと見抜くんですね。賢いなあ。

普通の住棟は、バルコニーの有無や窓の大きさで南北の立面は異なる表情を見せるものです。これに対して50B型住棟は、南北両立面の外観が統一されていることが大きな特徴としてあげられます。窓の位置や大きさは必ずしも一致するわけではないのですが、水平方向のリブの存在が効いて窓の違いはさほど目立たず、両面はほとんど同じ立面に見えます。もっとも、バルコニーがないのは不便でしょうね。

51CN型住棟の北立面です。こちらは南北反転といったイレギュラーなことはなく、普通に建てられています。

階段室出入口の開口部はモザイクタイルで縁取られています。このような出入口の装飾は、私が今まで団地巡りをしてきた中では北九州市の住棟に特有のデザインでして、福岡市では見たことがありません。

南立面。
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