映画『アアルト』
映画『アアルト』を先日鑑賞した。フィンランドを代表する著名な建築家 アルヴァ・アアルトの人生と建築を描いたドキュメンタリー映画である。#アアルト pic.twitter.com/0CEkbK9fCH
— タケ (@take_all_a) November 15, 2023
タイトルが『アルヴァ・アアルト』ではなく『アアルト』となっているのは、公私ともにパートナーだった二人の女性、アイノ・アアルトとエリッサ・アアルトの功績も含めた内容だから。https://t.co/u6keZXKYyX
— タケ (@take_all_a) November 15, 2023
故人のプライバシーをどこまで公開するかは難しい問題だが、アルヴァとアイノの間で交わされた手紙を元に、二人の仲やアルヴァの女性関係に多少踏み込むなど、女性監督ヴィルピ・スータリはジェンダーの観点から彼の実像に迫っている。
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本作は、世界的建築家として過度に賞賛せず、一人の人間 / 男性としての側面を描き出すことでアルヴァ・アアルトの再評価を試みたものだ。もっとも、これは私が男性だから冷静に言えることであって、女性が観ると釈然としない感情が残るかもしれない。
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とはいえ基本的には建築が中心のドキュメンタリーだ。世界的な名声と裏腹に母国で批判的意見があったことに言及しつつも、根底はアアルト建築への愛情に溢れている。それは彼の遺作となった教会で子ども達が楽しそうに遊ぶシーンでもよく分かる。
— タケ (@take_all_a) November 15, 2023
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