名もなき実昌《空洞・幽霊のような_(」「ε:)_》
福岡市のアートイベント「FaN Week 2023」終了後の紹介となってしまったが、「福岡現代作家ファイル2023」の一作品として舞鶴公園 / 福岡城址(中央区)の下之橋御門で、名もなき実昌《空洞・幽霊のような_(」「ε:)_》を見た。#名もなき実昌 #FaNWeek pic.twitter.com/Bjr6gkUs7a
— タケ (@take_all_a) October 23, 2023
名もなき実昌(さねまさ)は福岡を拠点にアニメキャラクターやSNS上の断片的な情報・画像をモチーフに創作活動を行っている。FaN Week 2023 では、会場である福岡城 下之橋御門の内部の不在性や、博多の伝統行事「大浜流灌頂」を参照した作品を発表した。 pic.twitter.com/HFPc8pRUVR
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ネット上に流れるイメージを元にした作品を襖絵に仕立て、江戸期の建築空間で見るというユニークな鑑賞体験だった。 pic.twitter.com/bHnKErAnQY
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下之橋御門は元は二層の建築物だったが、明治時代に上層部が失われて一層の状態で現代に残った。ところが2000(平成12)年に不審火で半焼し、2008(平成20)年に二層構造で復原された。部材が真新しいのはそういう理由で、火事で黒焦げた部材も展示。 pic.twitter.com/9vVNkR0qsE
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博多で8月に開催される大浜流灌頂(おおはまながれかんじょう)祭りで飾られる武者絵大灯篭にインスパイアを受けた作品。 pic.twitter.com/s60nTRbwfl
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廊下(前掲の襖絵の裏側)の展示。黒板風のドローイングと焼き物3点が置かれている。 pic.twitter.com/kFtLez3u3i
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1枚目:下之橋御門の復原にあたり、外観は上之橋御門(現存せず)の古写真などが参考になったものの、内部は推測の域にとどまる。その「内部不在」を創作の手がかりにした旨の作者コメント。
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2枚目:大浜流灌頂についてのコメント。 pic.twitter.com/f6T0bXApPg
焼き物は金沢を拠点とする堀江たくみとの共作。 pic.twitter.com/bBGuZUHyaR
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手紙の代わりに焼き物の表面に文字を書いた “往復書簡” である。 pic.twitter.com/BMkmKtvX8C
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