ジン・チェ&トーマス・シャイン《Power of One 明鏡止水》
Artist Cafe Fukuoka(アーティストカフェフクオカ)という福岡市中央区にあるアート関連施設で、ジン・チェ&トーマス・シャイン(オランダ)のインスタレーション《Power of One 明鏡止水》を先日鑑賞した。 #FaNWeek pic.twitter.com/WSW5hdXfGN
— タケ (@take_all_a) October 13, 2023
これは私が今まで見てきたインスタレーションの中で一番良かった。アート好きはもちろん、普段アートをあまり見ていない人もぜひ見てほしい。当ポスト以降の公開日は2023/10/14~15と10/20~22の計5日間。時間は11~17時、入場無料、撮影可(動画OK)。 pic.twitter.com/hL25p8FAN5
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本作は白いひもをレース状に編んで木製フレームに張ったもので、市民ボランティアとの共同制作。会場のモニターより。 pic.twitter.com/Z1KcenjGsk
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福岡アジア美術館の説明によると、ジン・チェ&トーマス・シャインは編み物を用いたパブリックアートを世界各地の都市空間に設置している。https://t.co/VwdUMESA5i pic.twitter.com/HM7fLnhysr
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ジン・チェ&トーマス・シャインの「チェ+シャイン・アーキテクツ」公式サイトに載っている過去の作品は、屋外展示が多い。福岡市もできれば屋外で見てみたかったが、間近でいろんな角度から鑑賞できるという屋内ならではの良さはあるね。https://t.co/UCIcz1OME6 pic.twitter.com/X1o7IdRo7u
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チェ+シャイン・アーキテクツという名前が示すとおり、彼らは建築家の顔も持つ。それを知って立体や空間構成のレベルの高さに納得した。また、キャリアの初期に人型の高圧鉄塔の提案で話題になったこともある(実現せず)。あー、アレはこの二人だったのか。 pic.twitter.com/2zqoF9SIqg
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展示場所の Artist Cafe Fukuoka は、統廃合で閉校した旧舞鶴中学校を利活用して福岡市が開設したアーティストの交流拠点施設だ。高島市長が推進する Fukuoka Art Next 事業のひとつ。オープンは2022年。 pic.twitter.com/0H6Oe2Rk6E
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オープン後は旧校舎1階のカフェやギャラリーで作品展示が行われてきた一方、体育館は使われていなくてなぜだろうと思っていたが、確かにこの大空間での鑑賞に堪えうるものを作るのは大変だ。それだけの実力がある作家を招聘できたということ。 pic.twitter.com/597zdw4eYG
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この展示の経緯を簡単に説明しておくと、Fukuoka Art Next の一環で2023/9/16~10/22に開催のアートイベント「FaN Week 2023」のプログラム「福岡アジア美術館アーティスト・イン・レジデンス成果展」という位置づけになる。FaN は Fukuoka Art Next の略称。https://t.co/tAXpCXgXtB pic.twitter.com/CRYqWOQYD1
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作家がある土地に一定期間滞在して作品を制作するアーティスト・イン・レジデンスは全国各地で行われているが、福岡アジア美術館(福岡市博多区)は1999年の開館以来この事業を続けて、成果展を開催してきた。 pic.twitter.com/KkueapCWJS
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で、アーティスト・イン・レジデンス成果展を FaN Week の時期に合わせた次第。2023年度第1期招聘作家の2名と1組(ジン・チェ&トーマス・シャイン)が、Artist Cafe Fukuoka で作品を発表した。 pic.twitter.com/FKW3wAhlwy
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ジン・チェ&トーマス・シャイン《Power of One 明鏡止水》は、天井から吊り下げられた編み物のオブジェを様々な角度で見るだけでなく、床に張った水盤に映った虚像との対比も見所だ。 pic.twitter.com/4pHB7qWMS5
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さらに、鑑賞者が水盤に入ることもOK。もちろん靴と靴下は脱ぐよ。足首を拭くペーパータオルはちゃんと用意されている。 pic.twitter.com/qeZ2zHhQoC
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水面の像が波で揺らぐ様子など、鑑賞者の行動で変化に富んだ見方ができる。 pic.twitter.com/biwTR8b27l
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滞在中の制作記録。二人が世界各地で経験を積んでアーティスト・イン・レジデンスに慣れている点や、受け入れ側のサポートがあるにせよ、現地入りしてリサーチ、ボランティアを動員しての制作と設置までわずか3ヶ月で行ったとは凄い。 pic.twitter.com/CzieD0zukN
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昨夜の補足。
— タケ (@take_all_a) October 14, 2023
福岡アジア美術館のアーティスト・イン・レジデンスはこれまでアジアの作家に限定していたが、2022年度よりアジア以外の海外や日本在住者にも対象を広げた。ジン・チェ&トーマス・シャインは欧米に拠点を置く作家としては初めての招聘となる。https://t.co/6QeZDgn7lK
ジン・チェ&トーマス・シャイン《Power of One 明鏡止水》の動画その1。#FaNWeek #FaNWeek2023 #福岡アジア美術館https://t.co/fTonRIl7s2
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ジン・チェ&トーマス・シャイン《Power of One 明鏡止水》の動画その2。#FaNWeek #FaNWeek2023 #福岡アジア美術館https://t.co/bjY5x2JdDr
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