大宮橋(沈み橋)
大分県日田市を移動中に #沈み橋 を見つけた。 #沈下橋 や #潜水橋 など地域によって呼称は異なる。要は川の水かさが増えると水没することを前提とした橋である。写真は上流に架かる道路橋から撮影。 pic.twitter.com/epafpQQKdo
— タケ (@take_all_a) September 29, 2023
川に入って釣りをしている人がいた。鮎の友釣りだろうか。河川の名称は大山川で筑後川の上流域にあたり、この橋のすぐ下流で玖珠川と合流してその先は三隈川に名称が変わる。大山川は筑後川の本流とされる。 pic.twitter.com/6wTdZCjlGp
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川の左岸から沈み橋に向かう。ダム放流時の警報用に電光掲示板とスピーカーが設置されている。 pic.twitter.com/HsNy700gD9
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水に沈んだ際に流木等が引っかからないよう、沈み橋は欄干などの突起物が無い。徒歩はともかく、車でここを走るのは真っ直ぐ進むだけと頭で分かっていても怖いね。 pic.twitter.com/TvwUvQCeOQ
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でも地元の人は慣れたもので平然と走行する。まあ、この沈み橋は幅員が比較的広く、これなら私も運転できるかなあ。このときは河川敷に車を停めて歩いて渡ったけど。 pic.twitter.com/bA8tWTCjK8
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沈み橋 / 沈下橋は高知県の四万十川が全国的に有名だが、数でいうと実は大分県が最も多いらしい。 pic.twitter.com/0B7itFzaX8
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なお、近くに掲示された地図からこの沈み橋の名称は大宮橋と判明した。「潜橋」と書いて「しずみ」とルビが振ってあるが、潜の訓読みは「もぐり」であって、「しずみ」と読ませるのは珍しい(と思う)。 pic.twitter.com/MTNFJ4G14X
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橋のたもとにあるダム放流時の注意書き。近年に設置されたピクトグラムはとても分かりやすい。昔の看板は、子ども向けの平仮名ばかりによる文章(右下)の字面と内容の重大さとのギャップが面白い。 pic.twitter.com/33WMucwzwC
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同じく橋のたもとの道路標識。欄干が無い沈み橋の構造から大型やバスの通行止めは当然だと思いきや、補助標識を見て驚く。路線バスはOK? っていうか 7:30 - 8:30 以外は大型も通行可? この簡易な沈み橋を!? pic.twitter.com/2qxL05nE3v
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念のため地元のバス会社である日田バスの路線図を確認したところ、沈み橋を通るルートは無い。よってバスについては通行可・不可どちらでも実際の影響はなく、しかも近くに別の大きな橋が架かっている。ではなぜわざわざ路線バスOKとしているのか。
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何か理由があるはずだとしばらく考えて思い当たり、国土地理院の空中写真閲覧サービスで過去の日田市を見ると… やはり、昔の大山川下流にはこの沈み橋しか架かっていない。大型や路線バスの通行を認めた道路標識は、ここしかルートがなかった時代の名残なのね。 pic.twitter.com/LWthp1egHC
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近くに大きな橋(写真)が架かる現在、沈み橋の方は大型通行止めにしてよさそうだが、今更あえて大型で走行する者がいないので放っているのか、それとも大きな橋が事故等で塞がった場合の迂回ルートとして残しているのだろうか。 pic.twitter.com/ar6CvGaBeJ
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