筑後軌道 逆谷橋
先日、大分県日田市を旅行した際、筑後軌道の遺構である逆谷(さかたに)橋を見てきた。撮影 2023年9月。 pic.twitter.com/DtYdIEOsvG
— タケ (@take_all_a) September 28, 2023
筑後軌道は福岡県久留米市と大分県日田市を結んでいた民営の軽便鉄道。1903・M36に吉井(福岡県うきは市)~田主丸(久留米市)で開業後、徐々に延伸して1916・T5に全線開通したものの、並行する形で久大本線が敷設されたため、1929・S4に廃止となった。 pic.twitter.com/9EJbEizdGc
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うきは市と日田市を往来するには、筑後川の上流域である三隈川が流れる谷間を通らねばならない。画像左奥がうきは市や久留米市で、手前が日田市。筑後軌道は川の左岸に、久大本線は右岸に敷設された。 pic.twitter.com/XsyvI912Cu
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三隈川沿いには筑後軌道の遺構が複数現存し、ネット上の記事やGoogleマップで調べれば場所は特定できる。ただ、今回は時間の制約から駐車スペースがあって容易に目視できる逆谷橋だけに絞った。 pic.twitter.com/hsMdK15wCo
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逆谷橋は三隈川に注ぐ沢に架かる石造アーチ橋。小規模ながらもキーストーンを強調するなど丁寧な仕事ぶりがうかがえる。竣工年はネットに諸説ありハッキリしないが、逆谷橋がある区間の開業年から1914・T3と思われる。 pic.twitter.com/Jc9PfzJSDO
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沢に下りて橋の真下に行けるようになっているが、階段の入口に蜘蛛の巣があって断念。また、近隣の民家の裏から橋の上にもアクセス可能だが、やはり蜘蛛や蜂といった虫が怖くて諦めた。 pic.twitter.com/0Np6wr10RY
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なお、ここから少し下流の夜明ダム付近に筑後軌道の石積み擁壁が残っていて、ダムの水位が下がれば見ることができる。興味がある方は、2017年にこれを見に行ったレポートをお読みいただきたい。https://t.co/5zD8WawR0c
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