日田彦山線BRTひこぼしラインのコンクリートアーチ橋梁群
2023年8月に開業した日田彦山線 #BRTひこぼしライン の件に久しぶりに話を戻す。彦山駅(福岡県添田町)から大行司駅(東峰村)の間に存在するコンクリートアーチ橋梁群は、鉄道時代の人気撮影ポイントだった。写真は栗木野橋梁(東峰村、2015)。 pic.twitter.com/BDleUfqFoa
— タケ (@take_all_a) September 26, 2023
アーチ橋梁群は1938・S13に完成したものの、釈迦岳トンネル工事の難航により、彦山~大行司が開通して橋の上を列車が走るようになったのは1956・S31のこと。そして2017・H29の豪雨災害で橋梁群を含む添田~夜明(大分県日田市)が不通となり、2023・R5にBRTバス路線で復旧した。
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というわけで、BRTバス転換前後のアーチ橋梁群の写真をアップしていく。最初は彦山駅の近くに架かる第四英彦山川橋梁。撮影 2023年9月。草木で見えにくいが4連アーチ橋である。バス専用道への改修に伴いガードレールとフェンスが設置された(他の橋も同様)。#BRTひこぼしライン pic.twitter.com/nW2RDFyQt7
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第四英彦山川橋梁の上を彦山駅方向へ走行する中国BYD製電気バスの動画。車体デザインは大分県日田市の「水郷」をイメージした水郷カラーバージョン。 #BRTひこぼしラインhttps://t.co/SgksPBRAmH
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豪雨災害で不通になって3年後の2020年に撮影した第四英彦山川橋梁。橋の上に草が生い茂っているが、躯体そのものは無傷だ。 pic.twitter.com/BhL3mYQ231
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1~2枚目:前掲の反対側。コンクリートの欄干が片側のみ付いていたが、バス専用道への改修工事の際に撤去された。
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3枚目:望遠で撮った橋の上。
4枚目:遠景。 pic.twitter.com/uq6J1n47aI
次は栗木野橋梁(福岡県東峰村)。撮影 2023年9月。#BRTひこぼしライン pic.twitter.com/z1RsfxY7I9
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改修工事中の栗木野橋梁。2022年10月にJR九州が開催したウォーキングイベントにて撮影。完成後80年以上も経つので、バス専用道への改修に併せて躯体の補修をするものと予想したが、実際は特に手当てはしていないようだ。 pic.twitter.com/7E5JJ6baGk
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被災前の鉄道時代の栗木野橋梁。撮影 2007年。昔の自分は橋だけ撮れればいい、車両はタイミングが合ったらついでに撮るというスタンスで(通過待ちの時間が惜しいから)、車両を含めた橋梁写真は少ない。 pic.twitter.com/jFDdUXOay0
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続いて宝珠山橋梁(福岡県東峰村)とその上を走行するいすゞ製ディーゼルバス。車体デザインは日田市の花「あやめ」をイメージしたあやめカラーバージョン。撮影 2023年9月。#BRTひこぼしライン pic.twitter.com/5Fv0RVoL2W
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BRTひこぼしラインは自然災害がきっかけで誕生したが、おそらくJR九州は他のローカル線でも将来的にBRT化を考えていて、ひこぼしラインはそのテストケースとなるだろう。戦前のアーチ橋をバスが走る光景を、私はけっこう絵になるねという肯定的な気持ちで眺めた。 pic.twitter.com/xS4lDUHL2K
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改修工事中の宝珠山橋梁。これも2022年10月の撮影だが、前述したJR九州のウォーキングイベントとは別の日。 pic.twitter.com/NGIexvCCVW
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鉄道時代の宝珠山橋梁。撮影 2006年。 pic.twitter.com/rPjKNz1KT0
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第二大行司橋梁(福岡県東峰村)。撮影 2023年9月。#BRTひこぼしライン pic.twitter.com/POuNWTXmjH
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改修工事中の第二大行司橋梁。撮影 2022年10月。 pic.twitter.com/zpF4E4ovvB
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なお、東峰村には栗木野・宝珠山・第二大行司の3つの他に知名度は低いが(通称)原の眼鏡橋というコンクリートアーチ橋がある。これが第一大行司橋梁なのだろうか? 改修後の姿は未撮影。この写真は被災前の2017年。 pic.twitter.com/KrPHkZ8beL
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さらに、添田町の第四英彦山川橋梁から釈迦岳トンネルの間にも複数のコンクリートアーチ橋が存在する。続きは明日。
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BRTひこぼしラインの橋梁群の続き、の前に訂正を。昨日「第四英彦山川橋梁」と記したが正しくは「第四彦山川橋梁」で、「英」の字は余計だった。山の名前は英彦山、神社の名前も英彦山神宮と「英」が付くので、しばしば間違えてしまう。気を付けているつもりだったが。
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さて昨日の最後、第四彦山川橋梁(福岡県添田町)と釈迦岳トンネルの間に複数のコンクリートアーチ橋があると述べた。第四彦山川橋梁は彦山駅のすぐ南、彦山川と深倉川が合流する地点の彦山川の方に架かる。この画像は昨日アップした動画のキャプチャ。 pic.twitter.com/kDsnGnRCfE
— タケ (@take_all_a) September 27, 2023
その先、BRTひこぼしライン / 旧日田彦山線は深倉川が流れる谷間を南下し、釈迦岳トンネルに到達するまでに3カ所で川と交差。これらにコンクリートアーチ橋が架かっている。しかも、併走する山道は2023年3月とごく最近ストリートビューが撮影されている。Google すごいな。
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深倉川に架かる3つのコンクリートアーチ橋が写ったストリートビューのキャプチャを、彦山駅から釈迦岳トンネルに向かう順に並べる。3月の撮影で冬に道路からどれくらい見えるか分かるのがありがたい。彦山駅寄りの橋は冬でも見えにくそうだが、あとの2つはそれなりに目視できる。 pic.twitter.com/OpGD6FbHJY
— タケ (@take_all_a) September 27, 2023
橋梁名は未確認。おそらく第一 ~ 第三深倉川橋梁かな。車でアクセスする場合、ストビューで見る限り道が狭いので駐車場所が問題だが、どこかに路駐はできるだろう。また、ひこぼしライン開業に伴い新設された深倉駅が3橋のすぐ近くに位置する。 pic.twitter.com/1Uwbhc20R7
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ストビュー以外に深倉川の橋梁の写真はネットにほとんど上がっていなくて、私が探した限りでは いかすみ さんのツイートのみ。https://t.co/VrM0DvTkR2
— タケ (@take_all_a) September 27, 2023
訂正をもうひとつ。以前にこの橋の件に触れた際、釈迦岳トンネル寄りの橋を第一彦山川橋梁かと述べたのは私の間違い。https://t.co/OrhZLEIQ48
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第一彦山川橋梁は、鉄道として存続する日田彦山線の西添田~添田間にある。 pic.twitter.com/64EiFmnkiy
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