「FaN Week 2023」02
福岡市のアートイベント「FaN Week 2023」(2023/9/16~10/22)をざっくり紹介、その2。福岡市美術館ではアートコレクター3名(竹内真氏、武富恭美氏、西高辻信宏氏)の所有作品を展示する「コレクターズⅡ」が開催中。
— タケ (@take_all_a) September 19, 2023
展示作品のうち数点は撮影可。その中から西高辻信宏氏が所有するサイモン フジワラ《Around and Around Who Goes? (Social Media)》。 pic.twitter.com/8iXpPusmGw
— タケ (@take_all_a) September 19, 2023
太宰府天満宮(福岡県太宰府市)の宮司を務める西高辻信宏氏は、東京大学文学部で美術史を学んだ経歴を持ち、文化芸術の擁護者でもあった菅原道真公の役割を継承する考えの下、境内でアートイベントを開催するなどアーティストと積極的に協働している。 pic.twitter.com/ZMQ1ujiziO
— タケ (@take_all_a) September 19, 2023
西高辻信宏氏が太宰府天満宮仮殿の設計を藤本壮介氏に依頼したのも、そのような背景があるから。 pic.twitter.com/6amerrE1zc
— タケ (@take_all_a) September 19, 2023
そして、撮影不可につき作品を直接紹介できないが、建築家の武富恭美氏(d/dt 代表)は磯崎新のシルクスクリーンを2点出している(武富氏は磯崎アトリエ出身)。バルセロナ五輪の屋内競技場サン・ジョルディ・スポーツ館と、奈良市のなら100年会館(武富氏が担当、写真)のシルクスクリーンだ。 pic.twitter.com/zQdqnVA0Gb
— タケ (@take_all_a) September 19, 2023
参考記事:GOETHE > 「設計した建築にアートを飾るのは、抵抗があった」著名建築家がアートを飾り続ける理由 https://t.co/mlKG0BCNi2
— タケ (@take_all_a) September 19, 2023
また、福岡市美の近現代美術室C(常設展示室)で「FaN Week 2023」開催に合わせて塩田千春の新作《記憶をたどる船》が公開された(撮影可)。 pic.twitter.com/WjHemTKoAE
— タケ (@take_all_a) September 19, 2023
塩田千春の隣には鎌田友介の第1回福岡アートアワード受賞作も置かれている。先日述べたとおり、彼は FaN Week の参加作家として舞鶴公園 / 福岡城址の潮見櫓にて作品を発表している。 pic.twitter.com/YfjTwcPx46
— タケ (@take_all_a) September 19, 2023
近現代美術室Cでは現在、塩田千春と鎌田友介とインカ ショニバレCBEの3作品が撮影可となっている。 pic.twitter.com/WubFF48NPE
— タケ (@take_all_a) September 19, 2023
続いて、舞鶴公園の Artist Cafe Fukuoka で開催中の福岡アジア美術館「第19回アーティスト・イン・レジデンス成果展」から、山本聖子《白色の嘘、滲む赤》。映像とオブジェを組み合わせたインスタレーションで、映像は撮影不可につきオブジェの部分のみ。 pic.twitter.com/eozyhxJUup
— タケ (@take_all_a) September 19, 2023
千里ニュータウン(大阪府)で育った山本聖子は、団地やニュータウンを創作活動の背景とするが、ウェブサイトのステートメントを読んだ感触から、団地に対してネガティブな作品になるのではと見る前は少し心配していた。https://t.co/KcfPsZnC8g
— タケ (@take_all_a) September 19, 2023
しかしそれは杞憂で、作品は建設資材の鉄と人の一生を重ね合わせた、団地への愛情・郷愁を感じる内容だった。というか、団地云々以前に「製鉄所萌え」という作家のフェティシズムが全開で、八幡製鉄所構内の映像がすべて持っていったという感じw pic.twitter.com/8xYZsZ2Olm
— タケ (@take_all_a) September 19, 2023
アートイベント「FaN Week 2023」の続き。
— タケ (@take_all_a) September 20, 2023
福岡アジア美術館(博多区)では「ベストコレクション」展が開かれている(撮影可)。アジアの近現代美術に特化した美術館として収集した中から選りすぐった展示会。こちらは2024/4/9までと会期が長いので慌てる必要はない。 pic.twitter.com/OZgXM4Jf5l
福岡アジア美術館「ベストコレクション」展から、ファン リジュン(中国)の《シリーズ2 No.3》。 pic.twitter.com/rjLDwqm5ZF
— タケ (@take_all_a) September 20, 2023
福岡アジア美術館「ベストコレクション」展から、「もの派」を代表する作家 イ ウーファン(韓国出身、神奈川県在住)の《線より》。 pic.twitter.com/dCD7G4Itx8
— タケ (@take_all_a) September 20, 2023
イ ウーファン(リ ウファンとも)/ 李禹煥といえば、香川県直島にある李禹煥美術館(設計 安藤忠雄)が建築クラスタでは有名だ。ところで福岡に彼の立体作品はないのかなと思って調べると… pic.twitter.com/FqA4EfQLKC
— タケ (@take_all_a) September 20, 2023
福岡市美術館の中庭に李禹煥作品があるとのこと。自分の建築写真をチェックすると、あーコレか! 中庭は立入禁止なので見過ごしていた。今度行ったときにちゃんと見よう。 pic.twitter.com/r7yMNsssW1
— タケ (@take_all_a) September 20, 2023