沢見公団住宅 解体
福岡県北九州市の #団地 の話を続ける。2023年正月に槻田団地（小倉北区）の解体を見に行った際、もう1カ所確認したいところがあった。 #市街地住宅 の沢見公団住宅（戸畑区）だ。この写真は2021年10月の撮影。 #danchi pic.twitter.com/WPKy1sQKrN
— タケ (@take_all_a) January 17, 2023
2021年10月の時点で住民・テナントとも既に退去を終えていたようで、建物は閉鎖されていた。沢見公団住宅の入居開始は1961（昭和36）年12月。戸数は44。 pic.twitter.com/M3ynQ5WYpd
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市街地住宅の設計手法通り、主要道路に面する住戸はベランダにあたる部分が内部化されている。 pic.twitter.com/xp83TogIKC
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この壁画（というほどでもないけど）は後年の外壁補修時に描き足したのだろう。市街地住宅の壁画は少々珍しい。 pic.twitter.com/1h4Ur3hcty
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市街地住宅について改めて簡単に説明しておく。団地というと4〜5階建ての羊羹型の住棟が規則正しく並ぶ光景が思い浮かぶだろうが、この他に、日本住宅公団は低層部に事務所や店舗、上層部に住宅が入る市街地住宅というタイプを都市部の土地所有者と協力して建設した。 pic.twitter.com/KSOBSDlNP6
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低層階がテナントのマンションなんて今はありふれた建物だが、公団が発足したばかりの昭和30年代は鉄筋コンクリート造集合住宅自体がまだ少なく、さらに事務所や店舗などと一体化した建物は先進的な存在だった。 pic.twitter.com/9U7pYQIst6
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しかし、初期の市街地住宅は老朽化のため解体が相次いでおり、現況確認のため2023年1月に沢見公団住宅を再訪したわけだが… pic.twitter.com/GodoZqHOCZ
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まあ、2021年の時点で閉鎖されていて翌年は確認を怠ったのだから、もう更地だろうなと予想はしていた。 pic.twitter.com/19g05paq80
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北九州市に本社を置く不動産会社「グローバルマーケット」が跡地を取得した模様。おそらくマンションが建つのだろう。 pic.twitter.com/vVyykOcf5f
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これで2023年1月現在、福岡県北九州市に現存する昭和30年代の市街地住宅は、八幡西区の引野市街地住宅だけとなった。同日に立ち寄って現存を確認した。写真は2019年11月。名称は〜公団住宅と〜市街地住宅が混在。とりあえず現地の表記に従う。 pic.twitter.com/1x8LbhidXi
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