宗像大社
前回は #宗像大社 (福岡県宗像市)の新祈願殿を紹介したが、本殿や拝殿に触れないのはバランスを欠くような気がするので、それら社殿の写真も上げておく。正確には宗像大社 辺津宮(へつぐう)の本殿・拝殿である。2022年10月撮影。 pic.twitter.com/1noWdET6uX
— タケ (@take_all_a) December 11, 2022
宗像大社は日本書紀に記述があって古代祭場が残るほど古い神社で、辺津宮の社殿は遅くとも12世紀までに造営されたとされるが、度々焼失し、現存する社殿は本殿が天正6(1578)年、拝殿が天正18(1590)年の建築だ。どちらも国重文。 pic.twitter.com/573yet7vrj
— タケ (@take_all_a) December 11, 2022
また、宗像大社の辺津宮は、玄界灘の大島にある同神社の中津宮・遥拝所、そして沖津宮がある沖ノ島などとともに、世界遺産「「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産なのだが、境内で世界遺産をそれほどアピールしていない(一応、看板はある)。 pic.twitter.com/AyTV5yGtry
— タケ (@take_all_a) December 11, 2022
宗像大社の詳細については下記の各サイトをお読みいただきたい。
— タケ (@take_all_a) December 11, 2022
宗像大社 公式サイト https://t.co/XZtMqCuxu8
ウィキペディア 宗像大社 https://t.co/53OUoXfxqm
世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群 https://t.co/QmAlcXOycK
宗像大社に隣接する「海の道むなかた館」がガイダンスセンターになっていて、世界遺産に関する情報はそちらで得られる。この写真のみ2019年1月。 pic.twitter.com/in43U8DR2h
— タケ (@take_all_a) December 11, 2022
ざっくり説明すると、宗像大社は宗像三女神を祭神とし、辺津宮に市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)、玄界灘に浮かぶ大島の中津宮に湍津姫神(たぎつひめのかみ)、沖ノ島の沖津宮に田心姫神(たごりひめのかみ)が祀られている。添付画像は「海の道むなかた館」の説明パネルから引用。 pic.twitter.com/sRYUUdwWSk
— タケ (@take_all_a) December 11, 2022
Googleマップで辺津宮、中津宮、沖津宮の位置関係を示す。これら三社は直線上に並んでいて、沖ノ島は一般人の上陸禁止につき、大島に遥拝所がある。もっとも、日常会話で宗像大社の話をするときは基本的に辺津宮のみを指す場合が多い。 pic.twitter.com/9GNAAUf2YL
— タケ (@take_all_a) December 11, 2022
マンガ好きなら、星野之宣の『宗像教授』シリーズの主人公一族の元ネタといえばお分かりいただけるだろうか。写真は「海の道むなかた館」で2019年に開催された企画展「漫画×考古学 宗像教授帰省録」から。 pic.twitter.com/aJf030j6h7
— タケ (@take_all_a) December 11, 2022
こちらは宗像大社 辺津宮の境内にある第二宮(右)と第三宮(左)。第二宮は沖津宮の分社で田心姫神を、第三宮は中津宮の分社で湍津姫神を祀る。辺津宮本殿(第一宮)の市杵島姫神と併せ、辺津宮の三宮を巡ることでも三柱を参拝したことになる。 pic.twitter.com/zOwKj2OsrX
— タケ (@take_all_a) December 11, 2022
現在の第二宮と第三宮の社殿は、第60回式年遷宮(1973・S48)に際して伊勢神宮(三重県伊勢市)の別宮の古殿舎が下賜されたもの。ただ、14社ある別宮の具体的にどれかは未確認。 pic.twitter.com/k0oeYhcgpL
— タケ (@take_all_a) December 11, 2022
第三宮。 pic.twitter.com/Ec6ALWxIW5
— タケ (@take_all_a) December 11, 2022
同じく辺津宮の境内にある高宮祭場(柵の外から撮影)。社殿が成立する前の古代祭場である。遺跡ではなく今も神事が執り行われる。 pic.twitter.com/ah5EolJyQh
— タケ (@take_all_a) December 11, 2022