「折尾駅ものがたり-日本初の立体交差駅とまちの歴史-」
福岡県北九州市の「いのちのたび博物館」で企画展「折尾駅ものがたり-日本初の立体交差駅とまちの歴史-」が開催されている。会期は2022/9/10〜12/11。常設展観覧料(大人600円)で見学可。撮影可。 #いのちのたび博物館 #折尾駅 pic.twitter.com/cFswklboAH
— タケ (@take_all_a) November 8, 2022
鹿児島本線と筑豊本線が乗り入れる同市の折尾駅は、日本初の立体交差駅として鉄道史・土木史上の重要な駅だったが、高架化事業に伴い初期の構造物はすべて無くなった。本展は、解体工事中に収集した部材や関連資料の展示を通してその歴史を振り返るものである。 pic.twitter.com/ZJT2Cnmakf
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以下、「折尾駅ものがたり」展の内容を少し紹介する。まずは旧折尾駅舎の部材から、これは鹿児島本線のホーム上屋に使われていた古レール。米メリーランド社製(1900・M33)と独クルップ社製(1903・M36)。 #折尾駅 pic.twitter.com/Ry2Yw8LGei
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折尾駅の鹿児島本線 旧ホーム。 pic.twitter.com/PZoBylL6kn
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待合室の円形ベンチ。 pic.twitter.com/zqYngkBAlU
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旧折尾駅舎 待合室の円形ベンチ。 pic.twitter.com/MdpYkRr3dE
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待合室出入り口上部の装飾。旧駅舎現役時代のこの部分は撮っていない。 pic.twitter.com/qqxD2FHr5N
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正面(ファサード)上部にあった装飾と、旧折尾駅のファサード。実は昭和末期の改修時に取り付けられた建築装飾の既製品で、右下にメーカーのロゴが見られる。もちろん比較的新しい既製品も駅の歴史の一部であり、博物館に所蔵されて然るべき。 pic.twitter.com/rsdw06uIWo
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駅名看板。 pic.twitter.com/WgOeQptckJ
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次は図面類を。旧折尾駅舎(設計者不詳、1916・T5、木造2階建て)の立面図。1枚目:解体前の現況図、2枚目:竣工当時の復元図。 pic.twitter.com/4mZJCG2yV8
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1959・S34年当時の折尾駅配線図。構内が最大規模だった時代の図面だ。配線図は他にも複数展示されたが、個人蔵につき掲載はこれ1点にとどめる。 pic.twitter.com/zjq0bsqw7Y
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折尾駅やその近辺の鉄道写真も多数展示。その中から、国道199号と筑豊本線が交差する国道踏切が有人の昇開式だった頃の写真をアップで掲載しておく。 pic.twitter.com/H9xwNzD63F
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「JR折尾駅及び周辺模型」S=1/150。2009・H21年11月時点の状態を再現したもの。当初、この模型は八幡西区役所折尾出張所に置かれていた。 pic.twitter.com/Q9EvUaW1GR
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その後、折尾駅付近の高架下に2022・R4年にオープンしたオリオンテラス内の北九州市折尾まちづくり記念館に、この模型をはじめ前掲の古レールや円形ベンチなどが展示された。「折尾駅ものがたり」展の終了後、これらが記念館に戻るかどうかは分からない。 pic.twitter.com/eiUmYDk5Gj
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鹿児島本線(上)と筑豊本線(下)の立体交差部。鹿児島本線側の構造は築堤。 pic.twitter.com/J1azF5g4bM
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高架化前の折尾駅
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1枚目:筑豊本線ホームから立体交差部を見る
2枚目:国道踏切から立体交差部を見る pic.twitter.com/yhVJVnfzov
模型の一部をカットして、鹿児島本線ホームの築堤を貫通していたレンガアーチ通路を表現している。立体的な構造が把握できて分かりやすい。 pic.twitter.com/DqPPD2JLL2
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現役時代の通路。 pic.twitter.com/jyPJd5cZFW
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高架化工事で築堤が撤去されて露出したレンガ造通路。 pic.twitter.com/w1UYCYczVe
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かつて折尾駅に停車した準急 / 急行「くまがわ号」と「ひこさん号」のヘッドマーク。九州鉄道記念館蔵、後者は復刻レプリカ。 pic.twitter.com/LQtPtLH9iX
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折尾駅に停車した列車の行き先表示板(サボ)。これも多数が展示されたが個人蔵につき一部のみ。特に貴重な香月線(廃止)のサボを上げておく。 pic.twitter.com/ian4kLzJES
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