JR九州ウォーキング 筑前岩屋駅(添田駅)スタート「パワースポットと絶景を巡る専用道ウォーク」速報版02
昨日(10/30)はJR九州ウォーキングのイベントに参加して、福岡県東峰村を通る日田彦山線の不通区間をバス専用道に転換する工事現場などを歩いた様子などを実況したが、その補足をツイートする。
— タケ (@take_all_a) October 31, 2022
おおよその行程は次の通り。
— タケ (@take_all_a) October 31, 2022
自宅 → 小倉駅 → 日田彦山線の列車で添田駅 → シャトルバスで筑前岩屋駅 → ウォーキングに参加 → 筑前岩屋駅に戻る → 往路と逆向きで帰宅
添田駅以南の日田彦山線は豪雨災害で不通になり東峰村に鉄道でアクセスできないため、今回の「パワースポットと絶景を巡る専用道ウォーク」(JR九州が付けたイベント名)は添田駅でシャトルバスに乗ることが参加の条件だった。
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そこで、日田彦山線に関するイベントだし、集合地点の添田駅まで同線の営業中の区間に乗って行こうと考えて、(路線の起点は城野駅だが実際は小倉駅発着なので)小倉駅を経由する行程となった。
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小倉駅1・2番線のりば。待合室(閉鎖中)のガラスに歴代の小倉駅や蒸気機関車などの古い写真が貼られ、ちょっとした歴史コーナーになっている。ガラス面の反射が激しくて写真は撮りにくい。 pic.twitter.com/6nfzgWULO0
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日田彦山線の車窓から見た旧日本セメント香春工場(福岡県香春町)。セメント生産が終了して設備の大部分は使用停止だろうが、香春岳の石灰石採掘は継続中なので使用部分も多少はあるかと思う。ただ、どの辺が使用 / 未使用なのか外部からは判別がつかない。 pic.twitter.com/mZS7NnP2Ns
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日田彦山線の車窓から見た町営 麦田団地と県営 東洋団地の給水塔(福岡県川崎町)。 #danchi pic.twitter.com/Vk0aqVUX8G
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シャトルバスの車中で小学生の男子が父親と鉄道の話をしていたのだけど、非電化路線である日田彦山線の車両を “電車” と呼んでいた。この年齢で独学だと電車と気動車の違いはまだ分からないか。
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ウォーキングのスタート・ゴール地点である筑前岩屋駅。ホームや周辺があれだけ被災したのに駅舎が無事だったのは、不幸中の幸いというか奇跡といえるかも。 pic.twitter.com/jio0I8PFWD
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筑前岩屋駅(福岡県東峰村)のすぐ北側、宝珠山川と支流の合流部に架かる橋梁(流失したんだっけ?)は架け替えられた。バス専用道といっても機能的には普通の道路橋と同じ。河川は災害復旧工事が続いている。 pic.twitter.com/42zSpLQX3n
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左から県道52号、宝珠山川、バス専用道に転換工事中の日田彦山線。奥に釈迦岳トンネルの坑口が見える。小石原地区経由のシャトルバス移動を経験すると(県道52号の峠越えルートはバスが通れない)、釈迦岳トンネルの重要性がよく分かる。 pic.twitter.com/oyMlAt6TDL
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今回のウォーキングは、筑前岩屋駅をスタートしてまず竹地区の棚田に向かうコースが設定された。写真は宝珠山川沿いを通る県道52号。豪雨災害は2017年だが、今もこのように村内の至る所で河川や道路の復旧工事が行われている。 pic.twitter.com/KsKSmOaxqc
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東峰村 竹地区の棚田とコスモス。 pic.twitter.com/1d0NeQ16iX
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東峰村を象徴する景観である竹地区の棚田。10/28〜11/6まで棚田のライトアップが開催中で、併せて期間中は棚田でキャンプも可能とのこと。
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東峰村 岩屋キャンプ場 > 竹棚田ライトアップ2022&棚田でCAMP開催 https://t.co/cTTCgkUQdz pic.twitter.com/24ObszK7wH
竹地区に2020年にオープンした「里山カフェ 棚田屋」。設計は福岡市の yHa architects 。残念ながらこの日は臨時休業だった。まあ、開いていたとしても立ち寄る時間は無かったけど。 pic.twitter.com/8WAq5Hhfx6
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ウォーキング参加者とは雰囲気が異なる、バックパックを背負った女性が一人で竹地区に向かっているのを見かけて、何しに来たのかなと少し考えてキャンパーだと気がついた。徒歩ということは、筑前岩屋駅まで鉄道と代替バスを乗り継いで来たのだろう。
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若い女性が交通機関を利用してソロキャンって “リアルなでしこ” じゃないか。ホントにいるんだね。画像は『ゆるキャン△』(あfろ、芳文社)7巻68頁から。 pic.twitter.com/w92j7mMmwf
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JR九州ウォーキングの続き。イベント名「パワースポットと絶景を巡る専用道ウォーク」のパワースポットとは東峰村にある岩屋神社を指すのだが、この言葉が個人的に好きでないこともあって、実は神社を訪れるつもりはなかった。
— タケ (@take_all_a) November 1, 2022
しかし、要所にJR九州の社員が立って正しいコースに誘導するのでスルーができず、岩屋神社は渋々回ったというのが正直なところだ。が、実際に行ってみて考えを改めることになる。 pic.twitter.com/ecZlCDVEe9
— タケ (@take_all_a) November 1, 2022
岩屋神社(建立 1698・元禄11年、福岡県東峰村、国重文)。東峰村は宝珠山村と小石原村が平成時代に合併して誕生したのだが、宝珠山の由来はそういうことだったのね。知らなかった。 pic.twitter.com/dLE4MRNVyR
— タケ (@take_all_a) November 1, 2022
岩屋神社本殿の背後に聳える巨岩が凄い迫力。「宝珠岩屋」という名称で福岡県の天然記念物に指定されている。 pic.twitter.com/szMwg7hAIs
— タケ (@take_all_a) November 1, 2022
岩屋神社の境内社である熊野神社(建立 1686・貞享3年、国重文)。おー、本格的な #懸造 だ。っていうか、訪れる土地の国重文を事前に把握していなかったのはいかんな。地元の寺社建築を全然勉強していない。反省。 pic.twitter.com/SCIdwc47Fn
— タケ (@take_all_a) November 1, 2022
JR九州ウォーキングの続き。岩屋神社を見学した後はスタート地点の筑前岩屋駅まで戻って通過し、宝珠山川沿いに県道52号を南下。護岸が真新しいのは、2017年豪雨災害の復旧工事による。 pic.twitter.com/9XHLkeD5g8
— タケ (@take_all_a) November 4, 2022
日田彦山線は農地や集落をなるべく避けて山の斜面を通っており、筑前岩屋駅付近は築堤で、線路が沢を横切る部分については橋梁を架けて通している。 pic.twitter.com/ylnvDPR403
— タケ (@take_all_a) November 4, 2022
東峰村には日田彦山線のコンクリートアーチ橋が大小合わせて4つ存在する(3つと説明する記事が多いが正確には4つ)。このうち筑前岩屋駅に近い栗木野橋梁(1938・S13)が今回のウォーキングコースに入った。 pic.twitter.com/rC7IECuGQv
— タケ (@take_all_a) November 4, 2022
鉄道からバス専用道への改修工事に伴い、上部にガードレールが設置された一方、躯体を補修した形跡は見られない。これは他の橋梁も同じで、補修の必要が無いとは意外だった。 pic.twitter.com/4pMySjwP8t
— タケ (@take_all_a) November 4, 2022
日田彦山線不通区間の路面や橋の上を一般人が歩くイベントが実施できるのはBRTの開業前だけ。2023年夏の開業までにあと1回くらいは開催されるかも。興味がある人はJR九州ウォーキングの情報をこまめにチェックするといいだろう。 pic.twitter.com/dxOLem4vjy
— タケ (@take_all_a) November 4, 2022
棚田親水公園付近から工事関係者用の小道を歩き、日田彦山線の不通区間に上がる。豪雨災害で被災してバス専用道への改修工事中。BRTひこぼしライン / 日田彦山線BRTとして2023年夏に開業予定。今は砂利道だがもちろん開業までに舗装される。 pic.twitter.com/bpMmdiImIE
— タケ (@take_all_a) November 4, 2022
BRTひこぼしラインの説明パネル。不通区間(添田〜夜明)のうち彦山〜宝珠山は線路を改修したバス専用道を、それ以外の区間と夜明〜日田は一般道をバスが走る。この形態をBRTといえるかどうかは議論の余地があるが、ひとまずJR九州の発表に従う。 pic.twitter.com/JaCmmbLvJL
— タケ (@take_all_a) November 4, 2022
より広域の地図でBRTひこぼしラインの区間を図示。 pic.twitter.com/bALxJjLkhS
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栗木野橋梁の上を歩くのがウォーキングに参加した最大の理由だが、上を見る限りは普通の狭い橋なんだよなw pic.twitter.com/Yk6pLu64es
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栗木野橋梁のすぐ北側(筑前岩屋駅側)にある栗木野トンネル。全長 93.5m 。 pic.twitter.com/syWCNCseNT
— タケ (@take_all_a) November 4, 2022
短くてもちゃんと待避所が設けられている。 pic.twitter.com/27DRlU0G3S
— タケ (@take_all_a) November 4, 2022
待避所の他にも窪みがあったのだが、これは何だろう? pic.twitter.com/BVbWMczzHr
— タケ (@take_all_a) November 4, 2022
岩盤が安定していたらコンクリを施工しないまま残るらしく、戦前の国鉄トンネルではちょくちょく見掛けますね(キレイな6角形じゃない場合も)
— なな爺(高等遊民)@9月10日廃線ナイトin大阪lateral (@level_7g) November 5, 2022
栗木野トンネルを抜けて筑前岩屋駅に向かう。 pic.twitter.com/GZFtd8HYXi
— タケ (@take_all_a) November 4, 2022
釈迦岳トンネル事故の殉職者慰霊碑。掘削工事中の1953・S28年に落盤事故が発生し、21名が亡くなっている。 pic.twitter.com/QW9nIRBkAb
— タケ (@take_all_a) November 4, 2022
筑前岩屋駅にゴール。次に来るのはBRTひこぼしラインの開業後かなあ。 pic.twitter.com/LyilJYrKWS
— タケ (@take_all_a) November 4, 2022