「まちかどの近代建築写真展 in 八幡 Ⅲ 《全国の駅舎行建築》」

「まちかどの近代建築写真展」は近代建築好きの有志の方々が毎回テーマを決めて各地で開催する企画展である。旧百三十銀行ギャラリーでは3回目となる今回は駅舎がテーマで、全国の歴史的な駅舎建築（現存）を約300件紹介。 pic.twitter.com/HIqHB3463p

— タケ (@take_all_a) October 27, 2022

展示写真の中から個人的に興味深かった駅を3件ほどピックアップ。まずは石原町駅（福岡県北九州市小倉南区）。日田彦山線の木造駅舎としては、昔の姿に修復された採銅所駅（香春町）が選ばれがちだが、同型の駅舎で未修復の石原町駅の方を取り上げたところに唸った。 pic.twitter.com/ecppj426i1

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「石原町駅を忘れちゃいかんよ」という市原さん @sangyokouko のメッセージでしょうね。かくいう私も石原町駅は未だに見に行っていない。

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与那原駅（沖縄県）。かつて沖縄に軽便鉄道が走っていたことは知っていたが、鉄筋コンクリート（RC）造の駅舎が現存するとは把握していなかった。自分は沖縄のこと本当に不勉強なんだよな。ウィキペディアによると与那原駅の開業は1915・T4、RC造駅舎の竣工は1931・S6。 pic.twitter.com/NlaTw1bE4O

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デザイン的に目を引いたのは都留市駅（山形県）。どうしてこうなったｗ　駅の開業年は1929・S4だが、この駅舎の竣工年はネットを検索した範囲では分からなかった。 pic.twitter.com/KgInCidcoo

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また、会場である旧百三十銀行ギャラリーは百三十銀行八幡支店だった建物を活用したもので、 #辰野金吾 / 辰野片岡事務所が設計した建築として知られる。竣工は1915・T4、構造はRC造。本展ではその建築模型も展示された。 pic.twitter.com/OiNX95BmHE

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以前からギャラリーが所蔵していたもののあまり展示していなかったそうで、何度か訪れたことがある私もこの模型は初めて見た。 pic.twitter.com/TJUBcFnGzO

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模型の作者はドールハウス作家の方。建築模型は1/100とか1/50といったキリのよいスケールが一般的で、1/30は住宅模型で採用されるケースはあるが、住宅以外の建築では珍しい。 pic.twitter.com/50HVosrcCA

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調べたところ、ドールハウスは1フィート（12インチ）を1インチに縮小した1/12が標準とのこと。そのスケールに慣れている人だと、1/50以下の小さいスケールはかえって作り辛いだろうから1/30を採用したのかな。 pic.twitter.com/DhNimeYPRv

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ちなみに旧百三十銀行ギャラリーで行われた前回の写真展については、下記のモーメントにまとめている。https://t.co/9ccmLZNNTL

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追記。山梨県甲府市の藤村記念館で「まちかどの近代建築写真展 in 藤村記念館 12」が2022/10/19～10/30まで開催中。テーマは「旅する　遊ぶ　食べる」。お近くの建築ファンは是非。https://t.co/2kErofJif9

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もうひとつ、千葉県市川市の市川駅南口図書館えきなんギャラリーで「まちかどの近代建築写真展 in 市川 VIII 」が2022/11/1〜11/29まで開催。テーマは八幡と同じ駅舎建築。こちらもお近くの方は是非。https://t.co/lH0UmGySS5

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