映画『PLAN75』
映画『PLAN75』（監督 早川千絵）を観賞。75歳以上の高齢者に死を選ぶ権利を認める制度、通称 #PLAN75 が施行された日本で、それに申し込んだ高齢者や制度の実施に携わる若者達の葛藤を描いた衝撃の問題作だ。 pic.twitter.com/9BOjM1nVUN
— タケ (@take_all_a) June 18, 2022
ジャンル的には社会派ドラマなのだろうが、SF要素抜きのディストピアものと評した方が相応しい。PLAN75 を社会に普及させようとする国家・行政サイドの描写が実にリアルで、今の日本なら本当にこんな制度が成立するかもと思わせる説得力がある。
— タケ (@take_all_a) June 18, 2022
映像表現は冒頭に多少ショッキングな場面があるものの、全体的には静謐で抑制的だ。にもかかわらず、ディテールの丹念な作り込みから PLAN75 が普及した社会のグロテスクさを浮き彫りにしたところに唸った。
— タケ (@take_all_a) June 18, 2022
こんな暗い設定だが、倍賞千恵子をはじめとする俳優陣の演技力のおかげで、ディストピアものに馴染めない人でも普通に観賞できるので安心されたい。もっとも、誰もが親しみを覚える名女優が PLAN75 を申し込む状況に陥る話だからこそ、観客は感情移入するわけだ。
— タケ (@take_all_a) June 18, 2022
ネタバレしない範囲で注意しておくと、この映画には状況や心情を事細かに説明する描写はない。監督は観客が自分で解釈する余地を幅広く残していて、ラストもバッドエンドではないが、登場人物を途中で放り投げたような形で終わる。
— タケ (@take_all_a) June 18, 2022
なので、映画やドラマにハッピーエンドや明確な答え・解決を求める人に『PLAN75』は向いていない。観客には普段あまり映画を観ていないと思われる高齢層が多かったが、退屈そうなため息や、「よく分からなかった」という声が聞こえた。
— タケ (@take_all_a) June 18, 2022
それとエンドロール中に帰る人がかなり多かったねｗ もちろん監督はそういうウケの悪さも覚悟の上だろう。だからこそ私は応援したい。ということで興味のある方はぜひ劇場へ。
— タケ (@take_all_a) June 18, 2022
映画『PLAN 75』予告編 https://t.co/X8snSS7AcJ
— タケ (@take_all_a) June 18, 2022
カンヌでも熱い反響を得た映画「#ＰＬＡＮ７５」。その作品の強度はどこから来るのか。#早川千絵監督 にインタビューしています。共に作った人たちのこと、自らの映画にこめるもの、原点となった映画のこと…などなど。ぜひお読みください。https://t.co/go5qrxFFAL
— 読売新聞 文化部 (@YOL_culture) June 10, 2022
カンヌ映画祭で快挙！ 『PLAN 75』は社会で居場所を失った78歳女性の物語 https://t.co/rLwYXVHK0X #AERAdot #週刊朝日
— AERA dot. (アエラドット) (@dot_asahi_pub) June 15, 2022
【#75歳 から #自らの生死を選択できる制度 は是か非か】#カンヌ国際映画祭 #カメラドール特別表彰 された映画『#PLAN75』。監督の #早川千絵 さんに此花わかさんが本作のテーマや国際共同制作、日本映画界の課題を聞いた。#倍賞千恵子 #磯村勇斗@sakuya_kono@PLAN75movie https://t.co/xlHMjC22yz
— FRaU（フラウ） (@frau_tw) June 15, 2022
75歳からの生死の選択自由化制度とは!? 衝撃の問題作『#PLAN75』の #早川千絵 監督ロング・インタビュー【#髙野てるみ の「シネマという生き方」／コロナに負けない映画インタビューVOL17】 https://t.co/PcP6z4ReWd
— SCREEN ONLINE（スクリーン・オンライン）【公式】 (@screenonline) June 17, 2022
