「匿名の女性たち」
先日少し述べたが改めて。art space tetra アートスペース・テトラ(福岡市博多区須崎町)で「匿名の女性たち」展を見てきた。ミャンマーの女性アーティスト9名のグループ展。会期は 2022/6/6~12。#ミャンマー #artspacetetra #匿名の女性たち pic.twitter.com/RxkQUBOjei
— タケ (@take_all_a) June 13, 2022
周知の通り、一度は民主化したミャンマーは2021年に国軍が起こしたクーデターによって軍事独裁政権に戻ってしまった。クーデターに抗議して自由を求める人々を軍は弾圧し、多くの犠牲者が出ている。
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「匿名の女性たち」展は、そのような厳しい情勢下で創作活動を続けるミャンマーの女性アーティスト9名の作品を展示するものだ。作家名は明かせないので「匿名」で。福岡会場は終了したが、東京都武蔵野市の Art Center Ongoing でも6/16~26に開催される。 pic.twitter.com/5eNjD583gl
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以下、作品を何点か紹介したい。どれも弾圧・抑圧の不条理を強烈に訴えており、安全な環境にいる自分が軽々しく取り上げるのはおこがましいのだが、とにかく多くの人に見てほしい。
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匿名の女性1《死だけではない!》
弾圧で殺された人たちの顔を紙製のマスクで表現したインスタレーション。 pic.twitter.com/nGPKzuK3YI
匿名の女性3《会話》
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会話に伴う危険性など、釣り針には複数の意味が込められている。 pic.twitter.com/tZPJzMSdt9
匿名の女性4《アイデンティティ喪失》
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「アイデンティティ喪失」「表現の自由喪失」をテーマにした作品。 pic.twitter.com/5Bcn7OJZwg
匿名の女性9《ずっと幸せ》
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つかの間の民主主義と暴力の闇、抵抗運動の匿名性とパンデミック、女性の抵抗運動の美しさを描いている。 pic.twitter.com/fndb10FfRW
「匿名の女性たち」展の特設サイト。共同キュレイターのメッセージや各作品の写真とキャプションあり。https://t.co/6MDPqz5j8H
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話は逸れるが、art space tetra は、戦後初期に建設されたと思われる須崎問屋街の木造モダニズム建築群のひとつにギャラリーを構えている。この内部も建築マニアとしては興味深かった。 pic.twitter.com/TnOoJhzqUy
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参考記事:Fukupedia > 須崎問屋街 https://t.co/aS9eGNqbC6
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