旧安川邸01 速報版
先日、福岡県北九州市戸畑区の旧安川邸という建築を見学した。炭鉱経営で財を成した実業家、安川敬一郎が建てた邸宅だ。明治・大正・昭和に渡って建てられた近代和風や洋風の複数の棟で構成された、歴史的価値が高い住宅である。 pic.twitter.com/9sHUUZQU3m
— タケ@ALL-A (@take_all_a) November 7, 2021
後年は安川グループの一社で産業用ロボット大手の安川電機が所有していたが、北九州市に無償譲渡され、市が住宅の改修と庭園の整備を行って2021年から一般公開が始まった。写真は応接室。 pic.twitter.com/bg3R0Pb05X
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現時点で11月末と12月初旬の金土日の公開が決まっている(要申込、リンク先参照)。今年度は曜日限定の申込制で公開予定と聞いているが、コロナの感染状況を見極めるためだろうか、12月中旬以降の公開日はまだ発表されていない。写真は大座敷。
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北九州市 > 旧安川邸について https://t.co/moDZGMIg6I pic.twitter.com/YjhMB6KD4V
福岡県内に現存する炭鉱主の邸宅の中でも旧安川邸は建築的にかなり面白い。しかもあの旧松本邸(辰野金吾が設計したアールヌーヴォーの洋館で有名、国重文)の隣にあるのだ。実は旧松本邸を建てた松本健次郎は安川敬一郎の次男。 pic.twitter.com/aFsaZwLm9x
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旧松本邸は春秋の年2回一般公開で、今年は春はコロナで中止、秋は11/3に行われた。この写真は2015年に見学したときに撮影。 pic.twitter.com/0yU8gTaodG
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話を旧安川邸に戻すと、旧松本邸の隣にありながら長年非公開で知る人ぞ知る存在だった。管理を委ねられた市は、安川邸を観光資源として利活用する意向で、今の一般公開はその前段階といったところ。写真は茶室兼仏間。
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地図 https://t.co/XoUOLt24Sw pic.twitter.com/dgFFPRbmKU
この洋館は未改修で内部非公開。当初、市は洋館を解体する予定だったが相次ぐ反対意見を受けて撤回した。 pic.twitter.com/FwTavyOKEO
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大座敷棟と庭園。これから旧安川邸の見学に行くなら紅葉が見頃となる11月末を勧める。 pic.twitter.com/RDTNvRsr6t
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見学は一日を3部に分けて1回2時間。私は外部・内部それぞれ1時間の配分で見たが、細部までじっくり見るには短い。いま気付いたけど同日の複数の部を申し込んでもいいのかな? 2時間以上見たい方は申込の際に問い合わせされたい。 pic.twitter.com/CzvJMSxp7V
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以上、取り急ぎおおまかな紹介まで。詳しいことは下記をお読みください。
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工業都市・北九州の近代化を牽引した安川家の旧邸宅公開。明治〜昭和初期の住宅建築を知る貴重な史料【LIFULL HOME'S PRESS】 https://t.co/MERPGiykEP
旧安川邸の追記。蔵の裏手の側溝に使われている煉瓦に刻印を見つけた。菱形に「中」と読める。中国煉瓦か?
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参考:関西地方の煉瓦刻印 > 中国煉瓦 https://t.co/0qzFHaRrQ9 pic.twitter.com/wNRwnpWXW2