公団 梅光園団地

公団 梅光園団地
福岡市中央区梅光園団地
竣工 1956(昭和31)年
撮影 2009年1月
梅光園団地は福岡市における公団の初期の団地の一つですが、建設当時の住棟はほとんどが高層住棟に建て替えられて団地名もアーベインルネス梅光園というカタカナの名前に変わりました。しかし、1棟だけ当時の住棟が現存しています。この住棟の存在は昨年5月には把握していたものの、このときは木々に囲まれて建物がほとんど見えなかったので冬に再訪したというわけです。
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ボックス型ポイントハウスで南立面に大きな窓、バルコニーは凹型というあまり例がないデザインです。このタイプは県内では若久団地にも2棟ありますね。


東立面。

北立面。若久団地もそうですが、この住棟がさらに特殊なのはピロティがあること。集合住宅設計のセオリーでは住戸数はできるだけ多く確保するものなので、ただでさえ住戸数が少ない中層ポイントハウスにピロティを設けるのは珍しい。

ピロティの内部。一部が駐輪場になっている他は純粋なオープンスペースです。側面に壁が増築されてピロティの開放性が損なわれてしまっていますが、これは耐震改修なので仕方ないですね。

住棟番号の「8」は上下の○の大きさがちょっとアンバランスな気がします。なんか雪だるまみたい。

2008年5月に撮影した南立面と庭。

ボックス型ポイントハウスで南立面に大きな窓、バルコニーは凹型というあまり例がないデザインです。このタイプは県内では若久団地にも2棟ありますね。


東立面。

北立面。若久団地もそうですが、この住棟がさらに特殊なのはピロティがあること。集合住宅設計のセオリーでは住戸数はできるだけ多く確保するものなので、ただでさえ住戸数が少ない中層ポイントハウスにピロティを設けるのは珍しい。

ピロティの内部。一部が駐輪場になっている他は純粋なオープンスペースです。側面に壁が増築されてピロティの開放性が損なわれてしまっていますが、これは耐震改修なので仕方ないですね。

住棟番号の「8」は上下の○の大きさがちょっとアンバランスな気がします。なんか雪だるまみたい。

2008年5月に撮影した南立面と庭。
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