「『レゴブロック』で作った世界遺産展PART-4」メイン会場イムズ01
福岡市中央区天神の商業施設2ヵ所で開催された「『レゴブロック』で作った世界遺産展PART-4」(会期 2021/6/2〜14、主催 PIECE OF PEACE実行委員会)を先日見てきた。メイン会場はイムズ地下2階、サテライト会場は福岡パルコ本館6階。 #レゴブロック #レゴブロックで作った世界遺産展 pic.twitter.com/SSo91d0OwN
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メイン会場の光景。本企画展は、8月に閉館するイムズにとって、お別れイベントのひとつに位置づけられる。 pic.twitter.com/t2ko9ENesk
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観光地などで単体のレゴブロック大型作品は見たことがあるが、多数の大作を並べた作品展は初めて。以下、メイン会場であるイムズの展示作品から紹介していく。 pic.twitter.com/MvMN4Vpq6b
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アブ・シンベル神殿のラムセス2世像。この像は世界文化遺産「アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群」(エジプト)の一部だ。アブ・シンベル神殿は大神殿と小神殿で構成され、ラムセス2世像は大神殿の方にある。 pic.twitter.com/dXyPFA1o7S
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ラムセス2世はエジプト新王国第19王朝(紀元前1293頃〜1185頃)のファラオ(古代エジプトの君主)。 pic.twitter.com/dCBgNxN3Xb
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アブ・シンベル大神殿のラムセス2世像の写真。ウィキペディアから引用(撮影 Olaf Tausch氏)。4体ともラムセス2世像で、青年期から壮年期までの姿が彫られている。 https://t.co/EpSF1nGNY8 pic.twitter.com/tdvspLzeLx
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エジプトが1960年代にアスワン・ハイ・ダムを建設したとき、アブ・シンベル神殿をはじめ複数の神殿が水没の危機にさらされたが、国際社会の援助を受けて移築された。このプロジェクトが世界遺産創設のきっかけのひとつとなる。 pic.twitter.com/7jY8FcvETm
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足下。 pic.twitter.com/rmTJVjoL8X
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ナスカとパルパの地上絵(ペルー)。アクリル板に載って真上から観賞するという、地上絵に合わせた展示方法を採用している。ただ、実際に載るのは子供ばかりだったので大人の私は遠慮した。 pic.twitter.com/jydXlvogiI
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地上絵といえばナスカが有名だが、その北側のパルパ地区にも多数の地上絵があるとのこと。ただ、9マスのレゴ作品のどれがナスカでどれがパルパかは、説明がなくて分からなかった。 pic.twitter.com/iblqUsfDQz
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自由の女神像(アメリカ)。ああ、コレも世界遺産だったのか。考えてみれば当然だけど、今まで世界遺産とは意識していなかったな。 pic.twitter.com/atCtGNPywI
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衣服のシワのような不規則な曲線をレゴブロックで表現するのは大変そう。でもこの解像度の粗さがレゴらしくていい。 pic.twitter.com/WxLf522bfk
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唇が不満げに尖らせているみたいw pic.twitter.com/W0yti1csAS
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ピサの斜塔。世界文化遺産には単体ではなく「ピサのドゥオモ広場」(イタリア)を構成する建築群のひとつとして登録されている。 pic.twitter.com/em3B0DnHeS
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写真のホワイトバランスがバラバラなのはご容赦を。複数の光源が入り交じるとどうしてもこうなる。RAWデータで撮って丁寧に現像すれば安定するけれど、イベントの報告程度にそこまで手間はかけられない。 pic.twitter.com/bDid3JAYCU
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レゴブロックも一種の建築模型といえるが、傾いた状態で固定するのは難しそう。底部に重しでも仕込んでいるのだろうか。 pic.twitter.com/42XH1kU7wl
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アマルフィ海岸(イタリア)は「世界一美しい海岸」といわれる景勝地で、30kmに及ぶ海岸線の斜面に小さな町が点在している。 pic.twitter.com/zJSNQ9rvQY
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作品のキャプションは「アマルフィ海岸」としか書いていなかったが、製作者である藤田さんのツイートによるとポジターノという集落らしい。https://t.co/E8OfYiHUk3
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建築業界で傾斜地を模型化する場合、地形図の等高線ごとにスチレンボードを切り出して積み重ねる。その手法に馴染んだ者としては、レゴブロックという粗いパーツで複雑な地形と集落を再現する方が、はるかに難しいと思う。 pic.twitter.com/vGpSwD7HId
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Googleマップ3Dモードで表示したアマルフィ海岸ポジターノのキャプチャ。
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Googleマップ https://t.co/3h8dmXQRBe pic.twitter.com/fOD0dOhE8U
もちろん大幅に簡略化しているものの、どこまで解像度を下げるかの判断も含めて、非常に高度な作品だと感嘆した。 pic.twitter.com/LL6UZB2aiI
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エッフェル塔。世界遺産としては「パリのセーヌ河岸」(フランス)に含まれる多数の構成資産のひとつである。 pic.twitter.com/uF5gosKNey
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個人的にはエッフェル塔本体より周辺市街地の作り込みに目が留まった。 pic.twitter.com/s5lpMgWTxo
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Googleマップ3Dモードで表示したエッフェル塔とパリ市街地。 pic.twitter.com/ebV4bMIry3
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Googleマップと見比べると、レゴブロックのエッフェル塔はいささか大きすぎるかな。しかしもともと正確なスケールモデルではないのだし、この程度のデフォルメはアリだろう。 pic.twitter.com/xs8ZKGhEJ2
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ロスキレ大聖堂(デンマーク)。恥ずかしながらこの建築は全然知らなかった。12〜13世紀に建てられたレンガ造の教会で、様式はロマネスク様式とゴシック様式が混在する。 pic.twitter.com/bh5qzPBJWk
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ロスキレ大聖堂の写真。ウィキペディアから引用。撮影 Admean氏。 https://t.co/Heivvud7da pic.twitter.com/zXYYa5GRic
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北ヨーロッパのブリックゴシック(レンガゴシック)建築のひとつなのね。いや、勉強不足だったわ。 pic.twitter.com/3vnS4riTnA
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ウェストミンスター宮殿。世界文化遺産「ウエストミンスター宮殿、ウエストミンスター大寺院及び聖マーガレット教会」(イギリス)のひとつだ。同宮殿はイギリス国会議事堂に使われている。 pic.twitter.com/4g5UykmYaS
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レゴブロック世界遺産展に展示された海外物件の中で、私が唯一実際に訪れたのがウェストミンスター宮殿だ。本物よりかなり黄色みが強いが、ライトアップのイメージだと考えればそれほど不自然でもないかな。 pic.twitter.com/LN0Bo0t0bv
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有名な時計台「ビッグベン」。 pic.twitter.com/v94ypjWTuo
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ビッグベンの反対側に位置する塔は「ヴィクトリア タワー」という。 pic.twitter.com/4ljC2rnsNw
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シドニー オペラハウス(オーストラリア)。デンマークの建築家ヨーン ウツソンの設計で1973年に竣工し、2007年に世界文化遺産に登録された。今のところ最も年代の新しい世界遺産である。この記録は当面破られないだろう。 pic.twitter.com/cWbzrIGmbf
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コンクリートシェルの屋根は設計が難航したことで知られるが、このレゴブロック作品でも屋根の再現に苦労したことがうかがえる。 pic.twitter.com/M9mEOiHQMf
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作品のサイズがどういうプロセスで決定されたかは分からない。何か相応の理由があるのだろう。力作ではあるが、しかし屋根の曲面を再現するには、もう少し大きく作った方が適切ではなかったかなあ。 pic.twitter.com/pFmm2ORw3I
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