大牟田駅と鳥栖駅のSL人吉
2020・R2年の球磨川氾濫で肥薩線が大きな被害を受け、熊本県の熊本~人吉を運行していた「SL人吉」が休止となった後、JR九州は肥薩線沿線の応援企画として2021・R3年5月から鹿児島本線 熊本〜鳥栖にてSL人吉の運行を始めた。写真は被災前、人吉駅に到着したSL人吉。 pic.twitter.com/a6I6pHKewn
— タケ@ALL-A (@take_all_a) May 24, 2021
運行は土日で熊本〜鳥栖を1日1往復する。現時点で公表された期間は6月末までの予定。今年は早々と梅雨入りしてしまい、雨天の撮影でも仕方ないかと思っていたところ、先日、土日に晴天が巡ってきたので、この機を逃すまいと行ってきた。
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今回、撮影ポイントに選んだのは、ルート途中の大牟田駅(福岡県大牟田市)と折り返し点の鳥栖駅(佐賀県鳥栖市)の2箇所。まずは大牟田駅付近の踏切で、同駅を発車して鳥栖に向かうSL人吉を出迎えた。 pic.twitter.com/mNvjcRQJC4
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大牟田を選んだ理由は次の3点。
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1) 大牟田駅で停車するので、駅付近は速度が遅くて撮影しやすい。
2) 石炭を燃料とする蒸気機関車が、かつて三池炭鉱で栄えた大牟田を走る姿を見たい。
3) 西鉄大牟田駅の近くに寄りたい場所がある。 pic.twitter.com/nkqVPGhcUt
2020年に『鬼滅の刃』とのコラボ企画で熊本〜博多を走行した際は、「SL人吉」のヘッドマークを外した上、ナンバープレートの位置に無限列車のプレートを付けたが、今回は肥薩線で運行されていたときと同じ姿で走っている。 pic.twitter.com/0CLQcoMOKh
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SL人吉の名称で走らせる以上、JR九州は(今のところ)肥薩線の復旧を諦めていないと信じたい。もっとも、車体にSL人吉と書いた専用客車を簡単に改装できないという事情もあるのだろうけど。 pic.twitter.com/DoUzbPvcOQ
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最後尾にはDE10形ディーゼル機関車を連結。鳥栖から熊本に向かう復路は編成の向きが逆になって、DE10が先頭で牽引する。 pic.twitter.com/sucNlNlXST
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大牟田駅ホームの床に貼られたSL人吉の乗車口サイン。途中の停車駅は玉名、大牟田、久留米の3駅である。肥薩線の復旧時期が予測できない現状、これを付けたということは、当面は鹿児島本線で運行するつもりなのだろうな。 pic.twitter.com/RFqOZrHSMG
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撮影後、西鉄大牟田駅前に移動。前述した大牟田を選んだ3番目の理由がこれ。路面電車の保存車両を利活用したカフェで、名称は「hara harmony coffee」という。カフェラテとフルーツサンドを注文。 pic.twitter.com/GkExrBQsOK
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その後、折り返し点である鳥栖駅に移動。SL人吉が鳥栖に到着してから熊本に発車するまでしばらく時間がある。その間、ホームに停まったままだと他の列車が発着できないので、SL人吉は構内の留置線に待避する。その留置線のSL人吉をホームから望遠で撮影。 pic.twitter.com/r3Gp1VtEuX
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783系とSL人吉。 pic.twitter.com/9nYV2YoNHB
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鳥栖駅の留置線から6番ホームに入線するSL人吉を3・4番ホームの先端から撮影した動画。ここから狙う人はあまりいないが、私は駅前不動産スタジアム(鳥栖スタジアム)を背景に撮りたくてこの位置を選んだ。https://t.co/IZbB23bcMd
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鳥栖から熊本に向けて発車するSL人吉の動画。転車台がなくて蒸気機関車が方向転換できないため、復路はディーゼル機関車が牽引して蒸気機関車は最後尾で後進する。だから厳密には「DL人吉」と呼ぶべき。https://t.co/zOVR1BdOGo
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鳥栖機関区はかつて九州最大級の規模を誇ったが、鉄道の役割が低下して鳥栖も規模を縮小。扇形機関庫も転車台も撤去された。空いた土地にできたサッカースタジアムを背景に、動態保存の蒸気機関車が後ろ向きに進む。写真は1954・S29頃の鳥栖機関区(鳥栖駅の展示より)。 pic.twitter.com/mpFGCUgev4
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【訂正】肥薩線の不通に伴い熊本〜鳥栖を走っているSL人吉の運行期間について、9月までの延長が決まったようだ。私は見落としていたが既に発表済みとのこと。 ※誤りがあったので削除して再ツイート。https://t.co/yE0L2HrdjU
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私が大牟田駅と鳥栖駅でSL人吉を撮影した件は先日述べた通りだが(このスレッドを辿ってね)、鳥栖駅に掲示されたポスターを小ネタとして追記しておこう。 pic.twitter.com/OpH3OZekXb
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このポスター、蒸気機関車なのに「蒸気を逸した」という表現は妥当なのかな? 蒸気で走らない否定の意味になってしまうような… 鳥栖から熊本に向かう復路はDE10が牽引するので合っているけど。 pic.twitter.com/K25ZJgu9yL
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このデザインはいいね。シンプルでカッコいい。 pic.twitter.com/nQ5xbsS7yC
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駅名標を模した看板。わざわざこんなものまで作るとは、鳥栖駅のチケット販売に対する意気込みが感じられる。 pic.twitter.com/ucSh6TlxY8
— タケ@ALL-A (@take_all_a) June 6, 2021