熊本電鉄の併用軌道
路面電車の軌道は文字通り道路に敷かれている。基本的に軌道と道路の間は柵などで隔てられず、電車と自動車は同じ路面を並んで走行する。写真は熊本市の熊本市電。 pic.twitter.com/udCjbl6yO2
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このように軌道と道路が共存する構造を併用軌道という。路面電車ではありふれた光景だが、軌道が厳格に区別される普通の鉄道路線にも併用軌道が僅かながら存在する。その珍しい区間、熊本電鉄の併用軌道（熊本市）を見てきた。 pic.twitter.com/joFkw3TRMR
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熊本電鉄藤崎線 黒髪町～藤崎宮前の併用軌道は鉄道マニアには有名で、私も以前から興味を持っていたものの、熊本市に行くたびに時間の都合で先送りしていて、2020年6月にやっと訪れた。いや、実に面白い。街歩きが趣味の人はぜひ見るべきだよ。 pic.twitter.com/dLFIUCyOw4
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熊本電鉄の併用軌道は道路の片側を軌道が通るという構造で、線路側にも住宅が並ぶ。鉄道マニアでない限り、一見しただけでは路面電車が走るものと考えるだろう。地図 https://t.co/WOvKPYzQbg pic.twitter.com/2WIgdqB8Oa
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前置きをダラダラ述べるより実際の走行シーンを見てもらった方が早いね。これは御代志行きの電車が藤崎宮前から黒髪町へ向かうところ。 pic.twitter.com/CSfBnAgFUj
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道路の真横を普通サイズの列車が走行する光景は、強烈な違和感があるな。フェンスで隔てられないオープンな線路が家屋の間近を通るなんて海外だけかと思いきや、日本にもあったのだ。 pic.twitter.com/mtxK3YNQ0M
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車両は熊本電鉄6000形電車のくまモンラッピング仕様。もともとは都営地下鉄三田線を走っていた東京都交通局6000形電車。 pic.twitter.com/tgBFujbz9e
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併用軌道はさほど長くないとはいえ、初めて車でここを通っているときに電車が来たらビビる。 pic.twitter.com/mNwa0LXKR2
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スマホで撮影した動画。6000形が黒髪町から藤崎宮前に向かうところ。
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熊本電鉄の併用軌道を走行する6000形 https://t.co/uqknxQ7CmS
2020年現在、鉄道事業法に基づく鉄道における併用軌道の区間は、江ノ島電鉄線（神奈川県）と熊本電鉄 藤崎線（熊本県）の2路線に存在する。また、京阪電鉄 京津線は軌道法の路線だが、特例で鉄道事業法クラスの車両が走っていて、滋賀県内に併用軌道がある。 pic.twitter.com/XjwRpVbZwc
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併用軌道の区間は全て脱線防止ガードが設置されている。 pic.twitter.com/w7YTwVCLJW
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道床が赤いのはバラストを赤いネット状の袋で包んでいるから。 pic.twitter.com/QGnfFfbO8S
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併用軌道の両端に普通の踏切があり、その警報音で電車の接近は分かる。さらに併用軌道区間にも警報灯がある。架線柱は木製。 pic.twitter.com/CmOCmwcyVO
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国内ではほとんど消えた鉄道事業法上の併用軌道、木製の架線柱、そして酒屋から転換したリョーユーパン系Rショップの古びたサイン… まるで前世紀の光景だ。 pic.twitter.com/eoPISu1MgR
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一応、線路と住宅の間に歩道はある。しかし電車が接近・通過中にここを歩いていいのかなあ（私の訪問時は見なかった）。人がいたら急停車する？ pic.twitter.com/3BjAY7I9y2
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車の出し入れにもすごく緊張しそう。いや、長年ここで暮らしていれば電車の通過時刻は覚えて、その時間帯を避けるのかな。 pic.twitter.com/JZokscvhoy
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高校の出入り口前を軌道が横切る。危なそうに感じるが、熊本市には路面電車もあって地元民は子供の頃から併用軌道に慣れているわけだし、よそ者が心配するほどの危険はないのだろう。 pic.twitter.com/tkZD7juPGJ
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