人吉機関庫の転車台
先日、人吉駅(熊本県人吉市)構内の人吉機関庫を紹介した際、転車台に触れるのを忘れていたので写真を上げておく。一応説明すると、転車台は車両の向きを変えるための設備で、円形ピット内の桁状の部分が時計の針のように回転する仕組み。 pic.twitter.com/dXUc6lFum0
— タケ@ALL-A (@take_all_a) August 21, 2020
構造上どちらの方向にも進める電気機関車に対して、蒸気機関車が折り返し駅などで進行方向を変えるには転車台を使って方向転換しなければならない(注:後進も可能ではある)。よって、基本的に蒸気機関車の運行には転車台を必要とする。 pic.twitter.com/Sc8CEPxNTF
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JR九州は、SL人吉以前にSLあそBOYの名称で豊肥本線の熊本~宮地において蒸気機関車を運行していたが、これが可能だったのも宮地駅(熊本県阿蘇市)に転車台があるからだ。 pic.twitter.com/DieXdbkBN3
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蒸気機関車の引退とともに各地の転車台も撤去されたが、駅や車両基地に意外とまだ残っている。人吉駅に現存する転車台は1961・S36の完成で、桁は1963・S38に更新された(『肥薩線の近代化遺産』熊本産業遺産研究会、弦書房による)。もちろん1961以前にもあった。 pic.twitter.com/6gksZOSuo3
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SL人吉が人吉駅で折り返すにあたり、蒸気機関車をこの転車台に載せて方向転換を行う。のであるが… 実はその場面を私は見逃してしまった! 豪雨災害で肥薩線が被災してSL人吉が同線を走ることは当分ないだけに、このミスは悔やんでも悔やみきれない。 pic.twitter.com/GJpHGaJmom
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見逃した原因は、作業時刻を事前に調べていなくて、他の見学に気を取られている間に終わってしまったから。ガチの鉄道マニアならこんな失敗はしないだろうね。ちなみに13:40 転車台に移動、13:45 方向転換(時刻は目安)というスケジュールだった。 pic.twitter.com/gGoXge3jvX
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