BUILD OITA展の折り紙建築
先日、大分県立美術館（大分市）で開催中の「坂茂建築展」を見に行った。最終日の7/5が迫っているので展示内容をレポートしたいところなのだが、その前に、同館の片隅で同時に行われているささやかな企画展を紹介したい。 pic.twitter.com/FOfBZdkujJ
— タケ@ALL-A (@take_all_a) June 29, 2020
出展した団体名は「BUILD OITA（ビルド大分）」。企画展の名称は特に無いようなので便宜上 BUILD OITA展と呼ぶ。BUILD OITA とは大分県における建設業界の人材確保・育成を行う産学官連携組織で、日本語表記は「おおいた建設人材共育ネットワーク」。公式サイト https://t.co/m3EtTOfoe7 pic.twitter.com/Xe6sSTMYvW
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大分県美における展示も一般市民、特に学生に向けた建設業界の広報活動のようだ。しかし、BUILD OITAと大分県美、どちらの公式サイトにもこの展示の情報が載っていない。なので、せめて自分が簡単な記録を残しておきたいと思う。 pic.twitter.com/qBc8lsAJbb
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ただし、BUILD OITA 加盟団体が出した各展示のうち、ここでは大分県建築士会による「折り紙建築」に絞って紹介する。折り紙建築とは、1枚の紙を折ったり切ったりして飛び出す絵本のような形で建築物を表現する手法で、茶谷正洋氏が考案した。詳しくはウィキペディアを参照。 https://t.co/DwE3efTrSA pic.twitter.com/2WhdXkCGKd
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折り紙建築は、建築家や業界団体が一般市民向けに行うワークショップのプログラムによく採用されている。BUILD OITA 展では、大分県建築士会に所属する方が作ったと思われる作例が展示された。題材は大分県内の有名建築だ。 pic.twitter.com/8LJMIfYkgG
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まずは会場である大分県立美術館。ファサードに設置された大型水平折戸が開閉する様子も表現している。 pic.twitter.com/oHMFIFmnp0
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大分県立美術館（坂茂、2014・H26、大分市）の実物。以下、折り紙建築 → 実物の順にアップしていく。 pic.twitter.com/HFbDfLJyae
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岩田学園の折り紙建築。 pic.twitter.com/HHkq5bwpZN
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岩田学園（磯崎新、1964・S39、大分市）。礒崎さんの初期作。なお、坂さんは1982〜1983年の1年間だけ礒崎アトリエに在籍したことがある。師弟関係といえるかどうかは微妙なところ。 pic.twitter.com/UNUZIdBDLb
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豊の国情報ライブラリー エントランスホールの折り紙建築。 pic.twitter.com/XeyrNeditc
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豊の国情報ライブラリー（礒崎新、1995・H7、大分市）のエントランスホール。大分県立図書館、大分県立先哲資料館、大分県公文書館の3施設からなる複合文化施設。 pic.twitter.com/nS4QLhx9q5
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由布院駅の折り紙建築。 pic.twitter.com/ZwHJEdt55E
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由布院駅（磯崎新、1990・H2、大分県由布市）。左奥の建築は由布市ツーリストインフォメーションセンター（坂茂、2018・H30）。 pic.twitter.com/0CKj3qqOmO
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礒崎建築以外では、竹瓦温泉の折り紙建築。 pic.twitter.com/0RNzMTz237
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竹瓦温泉（村上利作、1938・S13、大分県別府市）。別府を代表する温泉建築で、市営である。 pic.twitter.com/j2Zokbvm4z
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それと、企画展に使われているパーティションや展示台は、坂さんが開発した紙管システムだ。大分県美の備品なのか、坂茂建築展のオプションパーツなのかは分からない。 pic.twitter.com/dSWDuasr9D
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