UR 藤松団地02 藤松1丁目側 (2019年11月)
藤松団地(福岡県北九州市門司区)はURの前身、日本住宅公団が1956・S31年に建設した団地だ。過半数の住棟が解体され、跡地は民間のマンションと戸建て住宅地になった。同団地の2019・R1年11月の状況を報告する。 #danchi pic.twitter.com/CbNFyd4qco
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年2月23日
残った住棟と民間に譲渡(売却)後の土地に建ったマンション。藤松団地の住棟は全て2階建てメゾネットタイプのテラスハウスである。 pic.twitter.com/eLLMQEvUww
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年2月23日
藤松団地はテラスハウスでNSペアを形成していることが特徴だ。NSペアとは、平行に並ぶ住棟の出入り口を交流を促すために向かい合わせにする配置をいう(NSは南北の意味)。4~5階建ての中層棟で階段室出入り口を向かい合わせるケースが一般的。背後の住宅地もかつて団地だったところ。 pic.twitter.com/uLvUsOOqn6
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年2月23日
公団初期のテラスハウスでNSペアを採用したところが、藤松団地の他にあったかな。低層としてはかなり珍しい。公団が設計経験の浅い初期の段階で試行錯誤した一例だろう。 pic.twitter.com/m9q42jFCU7
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年2月23日
藤松団地は私が2013・H25年に訪れたときには外壁やサッシは既に改修済み。なお、この工事時点で空き部屋だったところは閉鎖されている。改修済みに空き部屋が生じた場合、入居を受け付けるかどうかは未確認。 pic.twitter.com/LeqY1szhkr
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年2月23日
一番左の住戸は使用中なのにサッシは古いまま。何故かと思ってよく見ると… pic.twitter.com/LKew7rCusU
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年2月23日
表札に「集会所」と書いてある。昔は独立した集会所があったのだが解体して住戸の一つをそれに充てたようだ。人は常駐しないからサッシは替えなくていいでしょ、って判断かな。 pic.twitter.com/geK2NQoEKx
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年2月23日
集会所の勝手口側のサッシも竣工当時のまま。ところで、サッシの材質は1階が木製で2階はスチールだ。こういう使い分けも珍しい。今まで撮った団地写真をざっとチェックしたのだが、他に同じケースは見つからなかった。 pic.twitter.com/SM7pwL4vmg
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年2月23日
改修前の藤松団地。撮影 2006・H18年。改修工事の際に植栽は撤去された。維持管理費を削減するためでやむを得ない措置と理解するが、この風景が失われたのは惜しい。 pic.twitter.com/e7SYqjp9a7
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年2月23日
改修前の南入り住棟立面。 pic.twitter.com/AZKKUqCADz
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年2月23日
話を現在に戻して、組織名から公団の文字が消えても交差点の名前は「藤松公団前」のままだ。 pic.twitter.com/XLC25Zo7mQ
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年2月23日
バス停も「藤松公団前」。 pic.twitter.com/X23GpKszwH
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年2月23日
藤松団地の銘板は竣工当時のものが現存する。コレ、かっこいいよね。 pic.twitter.com/Wyw3KLvOej
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年2月23日
縦長の箱状の中は空っぽ。昔は照明だったのではないか。 pic.twitter.com/2Y1WMqCsDv
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年2月23日
昨夜ツイートした藤松団地の続き。敷地を切り売りした部分に建てられた分譲住宅地。 pic.twitter.com/nyyAcTla3A
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年2月24日
この宅地開発前、住棟が解体されて更地になった状態。撮影 2013・H25。 pic.twitter.com/y8fTuDXe2u
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年2月24日
同じく敷地を切り売りした部分にできたマンション。名称は「グランドパレス門司藤松」。竣工 2019・H31年、18階建て。デベロッパーは第一交通産業。公式サイト https://t.co/h9PQ6j42Uz pic.twitter.com/N9JlbXvkZd
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年2月24日
このマンション建設前、住民が退去して切り売り部分が閉鎖された状態を外から見る。撮影 2013・H25。 pic.twitter.com/ZDZ44ImADP
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年2月24日
【訂正】ところで、藤松団地は北九州市門司区の藤松1丁目と3丁目の2カ所に分かれていて、ここまで紹介したのは全て1丁目の方である。こういう分散型の団地は少数だが存在する。国土地理院の空中写真(No. CKU20091-C16-57 撮影 2009・H21年)に加工。 pic.twitter.com/L7Q6gJEnxj
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年2月24日
【訂正】話が長くなったので、藤松3丁目側の状況については別スレッドを立てて紹介したい。1丁目側はこれで終了する。
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年2月24日
(注:3丁目を4丁目と間違えていたので削除して再ツイートしました)