旧広島陸軍被服支廠の保存問題とパブリックコメントの呼びかけ
広島県が一部解体の方針を表明した旧陸軍被服支廠について、1/16(木)までパブリックコメント(パブコメ)が募集されています。広島県外の人もコメント可能です。全棟の保存を願う皆さん、どうかコメントをお願いいたします。https://t.co/WI0miEEl3h
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年1月14日
ツイッターで私の意見をいろいろと述べるつもりでしたが、忙しさにかまけて締切ギリギリになってしまいました。とにかく今は、建物の活用策云々は一旦保留し、どんな無骨な補強方法であれ、解体を回避して全棟保存につなげることを優先すべきかと思います。
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年1月14日
広島県のパブコメ募集ページには、1棟のみ保存で残りは解体という選択肢が最適のように書かれていますが、まだ議論や技術的な検討が不十分です。個人の意見が県の方針にどこまで影響力を与えられるか分かりませんが、抗う意志をお持ちの方は、ぜひコメントをお送りください。
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年1月14日
旧陸軍被服支廠を博物館・美術館などに活用できれば理想的ですが、それには多額のコストが必要です。県がコストを理由に全棟保存を困難とするなら、現時点での活用は諦め、より低額な補強方法による全棟保存の可能性を検討すべきだと思います。
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年1月14日
比較的低コストな耐震補強の場合、見た目は鉄骨やボルトがむき出しで不格好な外観となるでしょう。最低限の補強なので、内部を何かに使うことはできません。要するに、後世に残すことが最優先。それが今を生きる私達の責任です。
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年1月14日
あー、パブコメ締切直前での呼びかけとか、遅すぎるよなー。この件、正月休みにツイートしなければいけなかったのに…
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年1月14日
旧陸軍被服支廠の内部。2015・H27年に行われた見学会にて。このときは主催団体のカメラマンとして見学会の模様を撮ることに集中したので、建築自体の写真はあまり撮っていないんだよね。 pic.twitter.com/VK68j9IwBv
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年1月14日
同じく旧陸軍被服支廠の内部。レンガ造と鉄筋コンクリート造の混構造という、構造の過渡期ならではのユニークな建築で、学術的にも貴重ですが、その特殊性が保存を難しくしている面もあります。 pic.twitter.com/uosKhLAWd2
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年1月14日
内部の利用を前提としない比較的低コストな補強を検討すべきと述べましたが、この場合、将来予算に余裕ができれば、補強工事をやり直して内部を利活用する可能性が残ることも付け加えておきます。 pic.twitter.com/PsGJ7yWJE3
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年1月14日
旧陸軍被服支廠の外観。内部見学のときは雨で外観が撮れなかったので昔の写真から。撮影 2006・H18年。 pic.twitter.com/rYjUG8hf3W
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年1月14日
原爆の惨禍と、原爆が投下された理由である軍都としての広島市。この両方を示す象徴が旧陸軍被服支廠です。そして軍都の事実を後世に伝えるには、全棟の保存が望ましい。 pic.twitter.com/UepZm3088M
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2020年1月14日