宮崎県営 青葉団地のスターハウス
宮崎県営 青葉団地(宮崎市吉村町)は7棟で構成された団地で、そのうち1棟が #スターハウス である。私の調査では、4〜5階建て規模の中層スターハウスとしては日本最南端に位置する(注:高層スターハウスが沖縄県浦添市にある)。 #danchi pic.twitter.com/knVLvNT1ZK
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2019年10月3日
福岡県以外の九州地方に現存する中層スターハウスは、今やこの1棟だけだろう。外観を見る限りメンテナンス状態や入居率は良好だ。なお、宮崎市内にもう1棟あったが、そちらは解体済みである。 pic.twitter.com/uCLA0qKw9C
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2019年10月3日
住棟番号の表記は「県改49-102」。県内の公営住宅を管理する宮崎県宅地建物取引業協会に載っている青葉団地のページ https://t.co/akooMMNTwS によると、建築年度は「S48~S50・H8~H12」。よって「49」は1974・昭和49年度の意味と分かる。 pic.twitter.com/yYAez1fgRy
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2019年10月3日
スターハウスの建設は昭和30年代がピークで、昭和40年代に建てられたケースもないわけではないものの、昭和49年はかなり末期の事例になる。また、「改」は改良住宅の意味だろう。一般的な公営住宅と改良住宅は制度 / 根拠法令が異なるが、デザインや仕様はだいたい同じ。 pic.twitter.com/SFpvze7K9N
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2019年10月3日
階段室側の立面。昭和30年代のスターハウスとの違いに気付いた人は立派な団地マニアだ。 pic.twitter.com/kKXoRpingR
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2019年10月3日
昔の団地におおむね設置されていたダストシュートが青葉団地にはない。ダストシュートは悪臭の発生源となって日本の気候には適さず、次第に廃止された。昭和40年代末に完成した青葉団地のスターハウスは最初から未設置というわけ。 pic.twitter.com/c47raXB1hH
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2019年10月3日
現地案内板。南側のスターハウス1棟と板状2棟が県改=改良住宅で、他は一般の県営住宅。北側の3棟は近年に建て替えられた高層棟である。 pic.twitter.com/92Ckmt9KKS
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2019年10月3日
Googleマップ3Dモードのキャプチャで青葉団地を見る。 pic.twitter.com/GKPIad8kgP
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2019年10月3日
【関連記事】