「横山宏のマシーネンクリーガー展」01
北九州市漫画ミュージアム(福岡県北九州市)で開催中の「横山宏のマシーネンクリーガー展 立体造形でみせる空想世界」を見てきた(6/23まで)。同市出身で造形やイラストなど多方面で活躍する横山宏(よこやまこう)氏の作品のうち模型を中心とする企画展だ。公式サイト https://t.co/AtTZLCSxxe pic.twitter.com/lxGqH2smOJ
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2019年6月6日
「マシーネンクリーガー」(Maschinen Krieger、Ma.K. )は、元々「S.F.3.D ORIGINAL」(SF3D)というタイトルで模型雑誌ホビージャパンにて1982〜85年に連載された企画である。その後の経緯は複雑なのでウィキペディアを参照されたい。 https://t.co/45SDqD1HkO
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2019年6月6日
SF3D / Ma.K. は、荒廃した未来の地球を舞台にした地球独立政府傭兵軍とシュトラール共和国軍の戦争物という設定で、横山宏氏が制作したオリジナルモデルのジオラマ写真にテキストを付けた。このパネルは後年のモデルグラフィックス時代のもの。 pic.twitter.com/axkg2sLHyh
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2019年6月6日
完成した物語は存在せず、模型ありきでストーリーは後付け展開というスタイルや、ビジュアル的にカッコいい誌面などが斬新だった。私は田宮模型が中心で SF3D / Ma.K. は作ったことがなく、模型雑誌を「マニアックだなあ」と眺めるだけだったけど。当時の感情を思い出しながらこの企画展を鑑賞した。 pic.twitter.com/estFK3drV2
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2019年6月6日
展示数が膨大なので全てを観賞するには時間が必要。往年のファンには堪らない展示だろう。以下、何点か紹介する。会場は撮影OK。作品情報はキャプションと会場内のメカ系統図(これはアップしない)、およびウィキペディア「マシーネンクリーガーの登場兵器」による。 https://t.co/K2CaSvZqpb pic.twitter.com/Dx2XzcyAz1
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「 A.F.S. Mk.II 」オリジナルモデル、ホビージャパン1982年5月号掲載。傭兵軍の A.F.S(Armored Fighting Suit)の原点となった史上初の装甲戦闘服。これは性能向上型の Mk.II 。傭兵軍側の特徴である間接視認システムは未登載。 pic.twitter.com/tYycP2oTWL
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「 A.F.S. Mk.II 」背面。 pic.twitter.com/QMRq9INTkW
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「 A.F.S. Mk.II 」の製品版パッケージ。日東科学(当時)。「英語のみでデザインされた輸入品キットのようなパッケージが斬新だった」(ウィキペディアより)。 pic.twitter.com/I6gO7LKyIz
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「アーケロン ARCHELON 」オリジナルモデル、ホビージャパン1984年3月号掲載。間接視認システムを搭載した試作機。間接視認システムとは「外部カメラの映像を各種情報と共にパイロットの視神経に直接投影する物」(ウィキペディアより)。よって有視界キャノピーは無い。 pic.twitter.com/bcNTCujWL9
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「 S.A.F.S. 」オリジナルモデル、ホビージャパン1982年12月号掲載。「A.F.Sの強化改良型」で「間接視認システムによる完全密閉装甲化を実現」「その完成度の高さから多くのバリエーションや発展型が開発され、地球独立戦争を代表する傑作兵器となった」(ウィキペディアより)。 pic.twitter.com/Mvkd3AZCaT
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「 S.A.F.S. 」背面。 pic.twitter.com/obHG4MNwju
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「 S.A.F.S. & パイロット」オリジナルモデル、ホビージャパン1982年12月号掲載。 pic.twitter.com/KJguFdu61X
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「 S.A.F.S. (射出装置作動)」オリジナルモデル、ホビージャパン1983年2月号掲載。「非常時には装甲を前後に爆砕し、乗員を強制排出するというシステムを備えている」(ウィキペディアより)。放り出された後はどうなるんだろう… pic.twitter.com/MggIyVbAGG
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左から「スキンヘッド SKINHEAD」オリジナルモデル、ホビージャパン1984年4月号掲載。「 P.K.A. H0 」日東製プラスチックモデル、同1984年7月号。「アキレス ACHILLES A 」オリジナルモデル、同1984年6月号。アキレスは SAFS の派生型で工兵作業用。スキンヘッドの設定は未確認。 pic.twitter.com/vMpJUyw5nC
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今まで紹介したのは全て傭兵軍の兵器。一方、中央の「 P.K.A. H0 」はシュトラール軍の装甲戦闘服の初期モデルだ。ホルニッセ(空戦ユニット)のコクピットとして機能するため間接視認システムを搭載せず、大きなキャノピーがある。 pic.twitter.com/vqXnbprT4x
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「ファイアボール FIREBALL 」オリジナルモデル、ホビージャパン1983年5月号掲載。話を傭兵軍に戻して、これは SAFS をベースに開発された最初の宇宙用スーツ。 pic.twitter.com/x809lzgRQg
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「ファイアボール FIREBALL 」側面。 pic.twitter.com/5dGqFh21FU
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左から「ファイアボール FIREBALL 」日東製プラスチックモデル、「プラウラー PROWLER 」オリジナルモデル、共にホビージャパン1984年10月号掲載。プラウラーはファイアボールの偵察型。 pic.twitter.com/uYFdbyKhnD
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「ファイアボール FIREBALL 」の製品版パッケージ。日東科学(当時)。会場の説明文によるとパッケージは「バウハウスのデザインから着想を得た」とのこと。 pic.twitter.com/0uB307Ku83
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中央「スネークボール SNAKE-BALL 」マックスファクトリー製レジン製試作品、モデルグラフィックス2007年7月号掲載。左「イントルーダー INTRUDER 」オリジナルモデル、ホビージャパン2012年4月号掲載。スネークボールはファイアボールの後継機の簡易生産型。イントルーダーはプラウラーの武装型。 pic.twitter.com/sME7hH7Rtc
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左「イントルーダー INTRUDER 」、右「スネークボール SNAKE-BALL 」。上から。 pic.twitter.com/r8DsoloHAS
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