神子畑選鉱場跡01
兵庫県の産業遺産で日本遺産「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」の構成資産を巡る旅、生野(いくの)鉱山の次は神子畑(みこばた)選鉱場跡(朝来市佐嚢)を訪れた。かつてはここにも鉱山があったが、近現代においては明延(あけのべ)鉱山から運ばれた鉱石の選鉱場として繁栄した。 pic.twitter.com/5FrazAvH4q
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2019年4月18日
「鉱石の道」を構成する3カ所の関係の説明図。明延鉱山(兵庫県養父市)で産出した鉱石を鉄道で神子畑選鉱場に輸送して各種鉱石に選別、それをさらに生野など各地の精錬工場に輸送した。この明延 → 神子畑 → 生野のルートを「鉱石の道」と呼ぶ。 pic.twitter.com/858Su2hOTT
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神子畑選鉱場は1919(大正8)年に建設されて順次拡大した。そして1987(昭和62)年に明延鉱山が閉山したことに伴い、神子畑選鉱場も操業を終了。施設は長年放置されていたが、2004(平成16)年に解体され、ひな壇状の基礎とシックナーだけが残っている。 pic.twitter.com/uBSoHB8TT4
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斜面の高低差を利用して選鉱する仕組みだったようだ。基礎部分やシックナーは立ち入り禁止。周囲から眺めることしかできない。 pic.twitter.com/LNq2G9w5P0
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現地説明板より、建屋が存在した当時の神子畑選鉱場。解体直前の2004(平成16)年に撮影。 pic.twitter.com/ke6s7F9y95
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現地のムーセ旧居 / 旧神子畑鉱山事務舎に展示されている神子畑選鉱場の写真。撮影時期未確認。 pic.twitter.com/eDSAp24439
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シックナーという液体と固体を分離する施設。なお、シックナー自体は現代の産業分野でも幅広く使用されている。 pic.twitter.com/zgmWXBP36x
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「鉱石の道」の構成資産のうち、生野や明延の坑道は地中に存在するので、外観が目視できる地上の構造物としては、神子畑選鉱場のシックナーが最も見応えのある産業遺産ということになる。 pic.twitter.com/t3vuPIBHXS
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端的に表現すれば、鉄筋コンクリート造の巨大な円盤(というかお皿)を柱で持ち上げた構造物である。 pic.twitter.com/JXacLDEgik
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シックナーの下部。操業時は様々な設備があったのだろうが、ほとんど撤去されている。 pic.twitter.com/hO2ZVLlKgd
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これもマッシュルームコラムと言えるのかな。何か違う気もするけど。 pic.twitter.com/fgKbL2XyzH
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ひな壇状基礎の側面に残るインクライン(ケーブルカー)の軌道。 pic.twitter.com/WnYyxcpvz6
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フェンス越しにインクラインを下から見上げる。 pic.twitter.com/DluMOTGFXL
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インクライン(ケーブルカー)のすれ違い部分。上の小屋には巻上機があったはず。 pic.twitter.com/SHwhpVlQdm
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インクラインの下にも軌道がある。レールはつながっていない、念のため。そもそも軌間が異なる。ここで載せ替え / 乗り換えをしていた? pic.twitter.com/tpwzP5c4eX
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構内軌道の廃線跡と小さな転車台。 pic.twitter.com/lDKGSYRJcw
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ところで、神子畑選鉱場跡を見学しているとNPO法人 J-heritage の前畑洋平さんと、伯爵こと北夙川不可止さんと出会う。洋平さんとは福岡県で開催された温子さんの講演会で会ったばかりなので、数日後に兵庫県の山中で再会するのはちょっと不思議な感じ。といってもこれは偶然ではなく… pic.twitter.com/dIAUD32Deu
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実は、日本遺産「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」で展開された #鉱山と道の芸術祭 のプロデュースを J-heritage が手掛けており、旅行中どこかで会うかもと予想はしていた。そして夜にちょっとしたイベントがあると聞き、一旦食事のため下山してから再訪。 pic.twitter.com/r0LmmJCUXO
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そのイベントとは、神子畑選鉱場跡を使った長谷川章氏の「D-K Live / デジタル掛け軸」の試写、というかセッティング作業(Windows のロゴが写っている)。本番は翌日で芸術祭のフィナーレを飾ったが、それは日程上、見られなかった。 pic.twitter.com/YM6tMxv3Ht
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シックナーへの試写。なお、神戸新聞に本番の記事が載っている。
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デジタル画像で幻想的に 朝来・選鉱場跡でアート催し https://t.co/5vmQtAmEQj pic.twitter.com/EHR9oSdRLu
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