生野鉱山02
生野鉱山の続き。こちらは観光化されていない坑口で、トロッコレールも残っている。正門の外側にあるので、駐車場と観光坑道を行き来しただけでは存在に気が付かない。内部からは暖かい湿った空気が流れ出ていた。温泉でも湧いているのか? pic.twitter.com/a8kwuzssHT
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2019年4月13日
これも正門の外側にある用途未確認の建築物。講堂? 何かの作業場? pic.twitter.com/d1TiUfJmF5
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さて、この用途未確認の建築物と正門の中間に、ステンレスプレートが設置されている。何の説明文だろうかと読んでみると… pic.twitter.com/OPLRtknqaJ
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三菱マテリアルの前身である三菱鉱業が、戦時中に生野鉱山などで連合軍捕虜に過酷な労働を強いていたことへの謝罪文だった。設置は2016(平成28)年。この文章の注釈にある「POW研究会」とは連合軍捕虜の歴史を研究している組織。POW は Prisoner of War(戦争捕虜)の略。 pic.twitter.com/bmuArRqZI8
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POW研究会「三菱マテリアルによる捕虜の強制労働に関する説明板の設置」 https://t.co/c0xJDVrfPi 注PDF 「設置場所については、三菱マテリアルの社有地で、一般人の立ち入りが可能で閑静な場所、捕虜の就労場所や関連施設付近であること等の条件に基づいて選定された」
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実はこの旅行中に明延鉱山でも同じ謝罪文を見つけている。見つけやすいようで見つけにくい微妙な場所に設置したな、というのが私の正直な印象なのだが、あの場所を選んだ然るべき理由があるのだろう。
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POW研究会 > イギリス兵元捕虜の生野訪問 https://t.co/MSnwvcExz7 ← 生野鉱山での労働や生活の様子が書かれている。生野は比較的マシだったようだ。あくまでも〈比較的〉。
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また、朝鮮人徴用工がいたことも言及されているが、謝罪の対象は連合軍捕虜のみ。この問題で日韓が揉めているのは周知の通りである。付け加えると、三菱マテリアルは炭鉱などで働いた戦時中の中国人労働者とも2016年に和解し、基金の設立や記念碑の建立といった事業を行う予定になっている。
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話は変わって、これは江戸末期に掘られた洞窟。山神宮(鉱山の守り神)の分社とのこと。 pic.twitter.com/VTwCN6e3lE
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内部。 pic.twitter.com/MeAVzforih
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改めて金香瀬坑の写真を。坑口左側の階段の先には… pic.twitter.com/CWynvH9vCR
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江戸時代の坑口や露天掘りの跡が点在している。が、これらを見ると神子畑鉱山に行く時間がなくなるので、残念だがパスした。生野鉱山を再訪する理由ができたと思うことにしよう。 pic.twitter.com/Vpv4XH7h0v
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これは鉱山資料館に展示されている江戸時代の坑道の断面模型である。こりゃすごい。 pic.twitter.com/TEcJI32Hgk
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坑道がまるでアリの巣のように縦横に張り巡らされている。崩壊しないのかと心配になるが、模型では廃坑道に廃土を充填したことが表現されている。 pic.twitter.com/ObRWQYmTjE
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迷彩塗装のような筋は鉱脈を示しているのだろう。 pic.twitter.com/EejrxlcDsZ
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キャプション。 pic.twitter.com/EYfwRlMTl9
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江戸時代の生野鉱山の絵図。 pic.twitter.com/DvdDrm7vub
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鉱山資料館も興味深い展示がたくさんあるのだが、全部紹介する余裕はないので建築関係から。生野鉱山が宮内省御料局の所管(つまり皇室財産)だった時期に使われた、菊の御紋が入った鬼瓦。 pic.twitter.com/exp5NU7eqe
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で、こちらが三菱に払い下げられた後に用いられた三菱マーク入りの鬼瓦。 pic.twitter.com/itG9T6CrDe
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生野水力発電所で使われていた発電設備。 pic.twitter.com/sb9QNbWOSJ
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三菱造船株式会社神戸造船所製、1918(大正7)年。 pic.twitter.com/d6ek9O73ZC
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