佐賀のクリーク02 萌えポイント
佐賀市内を歩くと街中に張り巡らされた水路 / クリークの存在に気が付く。これは江戸時代に建設されたもので、農地のクリークは今も農業用水路に使われているが、市街地ではその用途を失っている。東京や大阪は近世に造られた運河を戦後に埋めたのに対して、佐賀市は昔のクリークがほぼ現存する。 pic.twitter.com/OytY9cQ9V2
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年11月10日
佐賀市と同じく有明海沿岸の平野部の都市である福岡県柳川市もクリーク網が残っていて、川下りのように観光資源に活かしている。一方、佐賀市のクリークはほとんど観光化されず、一部を除いて景観整備もされていない。 pic.twitter.com/ThJl2JiZUJ
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年11月10日
しかしその観光化されていない水路網がある都市景観こそ佐賀市ならではの特徴だ。一見すると寂れた地方都市の街並みとしか感じられないが、そこに江戸期の水路網というレイヤーが重なることで、魅力的な視点を見出すことができる。 pic.twitter.com/oWorCODtZw
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年11月10日
例えばこの街角風景、ヨソ者が普通に歩いただけでは見落とすだろうが、短い手すりに注目してほしい。この部分は小さな橋だ。 pic.twitter.com/nWmoRF54E1
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年11月10日
橋から家屋の隙間を覗くと細いクリークが通っていると分かる。家屋がクリーク上に張り出して水面はあまり見えない。 pic.twitter.com/75OpwRIlDw
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年11月10日
こちらは張り出しどころか完全にクリーク上に家屋が建っている例。 pic.twitter.com/NP59Hs8o1J
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年11月10日
昨夜の佐賀クリーク編の続き。存在に気付きにくい小さな橋をもうひとつ紹介。これも漫然と歩いていては見落とすだろう。 pic.twitter.com/tAS4KtTanX
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年11月11日
家屋がクリークに張り出したり、お店の「のぼり」が立っていて見づらいが、石造の親柱・欄干とガス灯を備えた立派な橋だ。ただしガス灯は後年の設置と思われる。この辺は歴史的建築物が集まった地区が近いので、その関係かな。場所はココ https://t.co/f26KFEV6Gi pic.twitter.com/aCFAWXP0pJ
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年11月11日
橋の上から水路を見る。名称が刻まれた親柱を撮り忘れてしまったが、朽ちた木柱に「晒橋(さらしばし)」と書いてある。由来は下記を参照。1) 軽犯罪者を縛って見せしめに晒した、2) 布を晒したの2説あるが、おそらく前者とのこと。
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年11月11日
さがの歴史・文化お宝帳 > 晒橋 https://t.co/zpHBQnZMbQ pic.twitter.com/xfULf2V863
このクリークの名称は前述の記事によると呉服町水路。写真はクリークウォークというイベントでクリーク(裏十間川)の中を歩いたときに、そこから呉服町水路を見たところ。奥に小さく晒橋が見える。 pic.twitter.com/c9KPxKVMZQ
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年11月11日
このような佐賀市内の小さな橋については、Y氏 @ytanet (イラストレーターの山田全自動氏、佐賀県出身)が収集してブログで紹介されている。さすがですね。
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年11月11日
Y氏は暇人 > 佐賀の芸術的な橋の埋まり方 ベスト10 https://t.co/mYcGND7zGq