中原団地 解体・売却
福岡県北九州市戸畑区の中原団地は福岡県住宅協会(現 福岡県住宅供給公社)が1950〜52(昭和25〜27)年度に建設した戦後最初期の団地のひとつだ。入居者の自然減に任せる状況が続いていたのでいずれ解体だろうと予想していたが、2018年4月に気付いたときは4棟中1棟の解体が終わっていた。 #danchi pic.twitter.com/vvNM82gnV2
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年10月27日
『福岡県住宅復興誌 I 』(福岡県住宅復興促進協議会)によると、中原団地は1950・S25年度に公営住宅標準設計50B、50D型 各1棟、1951・S26年度に同51Bが1棟と51Cが2棟、1952・S27年度に50Dが1棟の順で建てられた。合計6棟だが2棟は私が団地巡りを始めた頃は既に解体済みで、4棟が残っていた。 pic.twitter.com/ImGtAcK1PT
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年10月27日
4月までに解体された1棟の現役時代の写真。撮影は2010年。外観から50B型と判断。よって、中原団地の建設が始まった年(=福岡県住宅協会が団地建設を始めた年)である1950・昭和25年度に竣工した最初の2棟のうちの1棟ということになる。 pic.twitter.com/kwnb1Zx4l7
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解体された50B型の右隣は50D型。前述の資料のタイプ別建設順から考えると、初年度はまず道路沿い(当時は路面電車の西鉄戸畑線が通っていた)に2棟を建てたのだろう。 pic.twitter.com/cShZVTlmhx
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中原団地の2018年8月の状況。残る3棟の解体工事はまだ行われていない。言い忘れていたが住民は退去済みで全棟閉鎖されている。 pic.twitter.com/k9jbQpGxHf
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道路沿いの50D型住棟の前に中原団地跡地の売却を知らせる看板が立っていた。入札日は2018/12/12。 pic.twitter.com/nBqBQKSMbF
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福岡県住宅供給公社 > 「北九州市戸畑区中原団地」売却について https://t.co/CAtwHHiu3C ← このページから「物件位置図」を見ると、売却されるのは先に解体された住棟以外の部分であることが分かる。なお「不動産物件のご案内(物件調書)」によると売却対象外の敷地にはコンビニを予定とのこと。 pic.twitter.com/HKrABnDqGH
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現役時代の中原団地。撮影はすべて2010年。今回改めて見返したところ、あまりいい写真が撮れていなかった。そもそも枚数が少ない。もっと撮っていたように思ったが… pic.twitter.com/4LswUEJv1r
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