鹿児島本線 頃末通り橋梁 解体工事02
鹿児島本線 折尾〜水巻にある頃末通り橋梁(福岡県北九州市)、2018/8/25の状況。折尾駅とその周辺の高架化に伴い、陣原〜折尾〜水巻に存在する路線開通時(明治時代)のレンガ構造物のいくつかが解体される。頃末通り橋梁は工事区間の最も水巻側(西側)に位置する。 pic.twitter.com/W8UaH2lEct
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年9月8日
この辺は高架橋への切り替えではなく、築堤のかさ上げとなる。写真手前の部分に仮線を設けて軌道を一時的に移し、築堤をかさ上げして再度切り替えた後、仮線を撤去という工程。それらは既に完了し、今後は仮線だった部分の整地が行われる。 pic.twitter.com/8FhASiOAWy
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年9月8日
既設のレンガアーチ橋は解体されて箱状のRC造橋梁に置き換わった。ボックスカルバートではなく現場打ちだと思われる。そして、よく見るとレンガの躯体がまだ少し残っていた。 pic.twitter.com/D6Botk3Y2M
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年9月8日
別角度から。頃末通り橋梁は表面のレンガを凹凸に積んだ「下駄っ歯橋梁」だった。そのパターンがほんの一部だけ残る。切り取ってどこかに保存して欲しいな… pic.twitter.com/t0thhUGpMY
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年9月8日
現役時代の頃末通り橋梁。撮影は2011年。下駄っ歯橋梁は豊州鉄道が建設した福岡県筑豊地方の路線に多く見られる。九州鉄道が建設した門司港〜博多では、茶屋町・尾倉・頃末通り橋梁(全て北九州市)の3基がこのタイプ(他にも存在したかどうかは分からない)。 pic.twitter.com/In2h72HMRR
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2005年に撮影した頃末通り橋梁。下駄っ歯は橋 / 線路を拡幅する際にレンガをかみ合わせるための工夫らしい。しかし結局、活かされなかった。手前のコンクリート造橋台は日炭高松炭鉱の運炭線(日本炭礦専用鉄道)の廃線跡だ。 pic.twitter.com/MWpMcKmtdj
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茶屋町・尾倉橋梁があった区間は大蔵線として分離され、後に廃止。こちらは廃線跡の遺構として残ったのに対して、頃末通り橋梁は現役だった故に折尾駅の高架化事業で解体されることになった。写真は茶屋町橋梁。 pic.twitter.com/6YlBlg9PEj
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