九州工業大学に保存された、折尾駅旧立体交差部レンガ造橋台の一部
#折尾駅 (福岡県北九州市八幡西区)の高架化に伴い解体された、鹿児島本線と筑豊本線との立体交差部の橋台のレンガ塊が、九州工業大学戸畑キャンパス(同市戸畑区)に保存されていると報道で知り、先日見に行ってきた。写真左のブツがそれだ。 pic.twitter.com/r3r7YPdIaF
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年9月7日
折尾駅の立体交差部を支えていたレンガ造橋台の一部。コア抜きの穴は、レンガ塊をクレーンで吊り上げる際にワイヤーを通すために開けられた。 pic.twitter.com/WDnEPjRZA5
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現役時代の折尾駅立体交差部。下が筑豊本線で上は鹿児島本線。 pic.twitter.com/OeRRkh98SN
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解体時の様子。レンガ橋台をブロック状に切断し、クレーンでトラックに積んで運び出した。九工大に保存されたのはそのひとつ。他はほとんど処分されたと思われる(別途、少量ながら保存されたレンガもある)。 pic.twitter.com/DaZbrCBtuu
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切断面はワイヤーソーで削られているので、レンガの胴面に刻印があるかどうかは確認できなかった。 pic.twitter.com/Au9CDXpM4A
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レンガ塊の説明板。▼折尾駅は日本初の立体交差駅でこれは立体交差部の一部、▼立体交差した路線の片方である筑豊興業鉄道(現 筑豊本線)の設立者の一人は、本学(旧 明治専門学校、現 九州工業大学)を創設した安川敬一郎である旨が書かれている。 pic.twitter.com/bMoSdumpHZ
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九州工業大学 > 旧折尾駅 折尾立体交差橋りょうのレンガを展示しています https://t.co/KPfcfQjIs5
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九工大の戸畑キャンパスにある他の遺産も紹介しておこう。前身の明治専門学校時代に購入した、海外メーカーや国内メーカー初期の機械類が、屋外に展示されている。 pic.twitter.com/nbVeQsw1dp
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九工大の前身である明治専門学校は、炭鉱経営などで財を成した実業家の安川敬一郎によって1909・M42に開校した。校舎の設計は辰野金吾。しかし当時の校舎は現存せず、正門と守衛所のみ当時のまま(正門は辰野かどうか分からない)。 pic.twitter.com/4DwZRluqLV
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辰野の設計ではないが、戦前の校舎では旧 明治専門学校鉱山工学科(現 学生支援プラザ)が現存する。設計者不詳、竣工 1927・S2。同校が炭鉱技術者の養成校だった歴史を示す証人だ。 pic.twitter.com/ULtaKO3dVH
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