河原町スカイマンション
2017年10月の関西旅行の報告。戦前の逓信建築である旧京都中央電話局上分局(吉田鉄郎、1923・T12、写真左奥)を見に行った際、隣のマンションも気になったので一応写真を撮っておいた。名称は河原町スカイマンションという。 pic.twitter.com/rZsqd70jcX
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年6月20日
河原町スカイマンション、場所は京都市上京区、不動産サイトによると竣工は1975・S50。さらに調べたところ、村野藤吾の設計だという情報が複数のウェブサイトに載っていて驚いた。本当かな? 最新の作品集である『村野藤吾建築案内』(村野藤吾研究会編、TOTO出版)には未掲載だ。 pic.twitter.com/hsRpPbxvAV
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年6月20日
村野さんの幅広い作風の中には、白い矩形の箱というピュアなモダニズムの系統がある。河原町スカイマンションが本当に彼の設計なら、この系統のひとつであろう。もっとも、開口部のデザインが村野さんにしてはイマイチ、という気がするのだが… pic.twitter.com/lnbcXmibww
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年6月20日
建具や手すりはおそらく更新されている。それで開口部や全体の印象が大きく変わってしまった可能性はある。 pic.twitter.com/Apl0bzT5GC
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年6月20日
斜線制限に沿ってセットバックした壁面。まるでスタディ模型をそのまま立ち上げたような、あまりに素っ気ないデザインだ。ただ、村野さんは後期でもかなりシンプルな建築が実際にあるので、これをもって違うとは言い切れない。 pic.twitter.com/7rPpNFWYsF
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年6月20日
ううむ、外観での判断は難しいな。私は、村野藤吾説が噂されていた建築が誤情報だったとか、助言役に過ぎないのに彼が正式な設計者扱いされている建築、という事例を知っているので、河原町スカイマンションの設計者が村野さんかどうかの判断は保留する。 pic.twitter.com/Fs2wDGbY18
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年6月20日
階段室まわりの見上げ。板状ボリュームの象徴的な扱いや、両サイドの凹型の開口部は、村野さんらしいかなあ。 pic.twitter.com/NutEPpMjok
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年6月20日
エントランスと銘板。正確には「日興河原町スカイマンション」。 #建て書き pic.twitter.com/kBrxlVj0hz
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年6月20日
河原町スカイマンションの #建て書き pic.twitter.com/rdGRK3W1SL
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年6月20日
河原町スカイマンションの #定礎 pic.twitter.com/ojHT4zD7ZJ
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年6月20日
【関連記事】