写真展「九大1968」
九州大学箱崎キャンパス(福岡市東区)の中央図書館で開催中の「九大1968」を見てきた。移転で閉鎖される同キャンパスの歴史を振り返る写真展「ありがとう箱崎キャンパス」の第6回展示で、1968・S43に起きた九大米軍機墜落事故に関する写真を展示している。6/28まで。 pic.twitter.com/byDXCWZcio
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年6月14日
展示場所は回廊の壁面。IDを持たない部外者が入館する際は、受付に来意を告げること。 pic.twitter.com/hyqGzb57ek
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年6月14日
ちょうど50年前の1968・昭和43年6月2日の夜、九州大学箱崎キャンパスにて建設中の大型計算機センターに、米軍板付基地所属のF4ファントムが墜落、炎上した。搭乗員2名はパラシュートで脱出、建設現場も夜で無人だったので、幸いにも死傷者はいなかった。板付基地は現在の福岡空港。
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学内には多くの学生・教員が残っており、墜落地点が少しズレていれば大惨事となるところだった。当時、九大文学部の技官だった林崎价男氏は、墜落直後の現場やその後の学内動向を撮影。氏は158点を九大に寄贈し、その中から31点を展示。 pic.twitter.com/AWjRixSD51
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私としては今なお沖縄で続く基地問題を考えるために見に来たのだが、その後の事故を巡る学内の混乱、つまり学生と大学当局との対立や、セクト間抗争の方が印象に残る結果となった。 pic.twitter.com/ediSgkgr8x
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2018年6月14日
墜落現場となった大型計算機センターは事故機を引き下ろして工事を続行し、無事に完成した。その建物は情報基盤研究開発センターという名称で現存する。伊都キャンパスへの移転に伴い閉鎖。近々、解体予定。内部には墜落事故を記したプレートがあると聞く。外観から事故の痕跡は分からない。 pic.twitter.com/aB2pLHK6Fi
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学生運動全盛期にバリケードストライキが頻発した箱崎キャンパスだが、大学移転により人も校舎も激減した。今はキャンパスの大部分が工事用仮囲いで閉鎖されている。 pic.twitter.com/MqghJqskTI
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