九州大学旧工学部本館 列品室 (2)
九州大学箱崎キャンパス(福岡市東区)の旧工学部本館にある列品室。先日の列品室 (1) に続いて同 (2) の見学レポートをツイートします。改めて説明すると、列品室とは旧採鉱学科と旧冶金学科が明治の帝大時代から収集した標本・サンプル・模型などを保管する部屋。 pic.twitter.com/n5xaXIpaxv
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2017年1月29日
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このうち列品室 (1) はときどき一般公開されるものの、列品室 (2) は全くの非公開。その (2) の方も特別に見せていただいた。本当に特別な見学会なので、この件で九大に問い合わせるのはやめてください。なお、写真の公開は許可を得ております。
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ドアを開けたらいきなり現れた大きな球状の物体。これ何だったっけ? キャプションを撮り忘れたので分からない。精錬関係だったかな。 pic.twitter.com/Ja53ynRpaR
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2017年1月29日
「フライベルク式亜鉛製錬炉模型」。分解して内部の構造が学べる。独フライベルク鉱山学校のモデルマイスターが製作。九大が1910・M43年前後に購入した模型のひとつ。 pic.twitter.com/sPXqb7wMLE
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2017年1月29日
「石炭投下機構および振動ふるい模型」。独フライベルク鉱山学校製。石炭を粒度で分別する設備の模型。ハンドルを回すことで実際にふるいを動かすことができる。右上の筒状の部分はチップラー(貨車を丸ごとひっくり返して石炭を投下する機構)ですね。九大が1914・T3に購入。 pic.twitter.com/6eJ5MocEVl
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2017年1月29日
「竪坑捲揚用櫓」。フライベルク鉱山校製を示すプレートが見つからず、製作者は未確認。たぶん同校製だと思うが。 pic.twitter.com/ZprHLavtBO
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2017年1月29日
フライベルク鉱山学校の模型にはこのようなプレートが付いている。右下に「リチャード ブラウン モデルマイスター」の銘あり。これは前述した石炭投下機構のもの。 pic.twitter.com/eXHzcN2dfg
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2017年1月29日
フライベルク鉱山学校の模型の一部は、2016年秋の「九大百年」展にて展示された。これはそのときのキャプション。 pic.twitter.com/wtvrWR3JOv
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2017年1月29日
「共益社式洗炭機」。共益社鐵工所(詳細不明)という会社が九大に寄贈した模型。前述の石炭投下機構が大型化したもの。写真がぶれているのはご容赦ください。 pic.twitter.com/8Sxw7f9nM1
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この模型も電動または手動で動かすことができたようだ。 pic.twitter.com/gkBnFEQUXP
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「坑内燈 秋田 尾去沢鉱山」。鉱山で使用したカンテラのコレクションから。 pic.twitter.com/y415dRBZ72
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同じくカンテラのコレクション。 pic.twitter.com/oPu2gGrxLL
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「朝鮮利原鐵山産 赤鐵鑛」 pic.twitter.com/QynBZhu3sw
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列品室は旧採鉱学科と旧冶金学科の保管庫だが土木関係の模型がひとつあった。キャプションは「名神高速道路 九州大学土木工 大阪市交通局 4号線 三菱ドライドック」となっているが、どう見てもイギリスのフォース鉄道橋(世界遺産)そっくり。キャプションが間違ってないか? pic.twitter.com/ln8o5gwBoF
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2017年1月29日