「九大百年」展 九州大学旧工学部本館会場01
九州大学が所蔵する美術品などを紹介する「九大百年」展が2016/10/8~11/13の日程で開催中。メイン会場は福岡県立美術館、サテライト会場は九大箱崎キャンパス 旧工学部本館3階と九大馬出キャンパス(医学部)の医学歴史館。写真は地元民には模試のポスターでなじみ深い旧工学部本館。 pic.twitter.com/rw2Jnv8T3q
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2016年11月5日
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なお、「旧」を付けているのは、箱崎キャンパス(福岡市東区)の各学部は伊都キャンパス(同 西区)に順次移転中で、工学部はほとんどの学科が移転済みだから。いま調べたら建築学科だけはまだ箱崎キャンパスにあるとのこと。ああ、それで製図室に灯りが付いていたのか。
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2016年11月5日
私は先週と今週の2回に分けて県立美術館と旧工学部本館の会場を観賞した(時間の都合上、医学歴史館はパス)。このうち撮影OKである旧工学部本館の内容を紹介する。同館には現在、九州大学総合研究博物館が入っていて標本、資料、備品等を展示している。 pic.twitter.com/CDWfgoGgIT
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2016年11月5日
機械式計算機(手回し式計算機)、日本計算器製。20桁までの四則演算が可能。昭和40年代中頃に電子計算機が登場するまで、様々な分野で使用された。注:メーカー名は計算「機」の誤記ではない。 pic.twitter.com/89CSLsIrQR
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2016年11月5日
偏光顕微鏡、独エルンスト ライツ社製(ライカカメラのメーカー)。鉱物の干渉色を観察することで、鉱物の同定を行うことができる。 pic.twitter.com/CnbA8kQJl2
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2016年11月5日
竪坑のケージ(エレベーターのカゴに相当するもの)と思われる模型。炭鉱なのか他の金属鉱山なのかは分からない。独フラベルク鉱山学校が製作。採鉱、冶金関連の模型24個が九大に存在するとのこと。 pic.twitter.com/XAhJQjkUvG
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2016年11月5日
警固断層(福岡都市圏を通る断層)の地層剥ぎ取り標本。地層断面に接着剤を塗り、その上に布を貼り付けて、固化後に引き剥がしたもの。よって左右反転している。 pic.twitter.com/PqCjGbFTPw
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2016年11月5日
地層剥ぎ取り標本の模式図と説明文(一部)。 pic.twitter.com/VVeKembLis
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2016年11月5日
アマミノクロウサギの剥製と骨格標本。 pic.twitter.com/YPnFj3ARyN
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2016年11月5日
とりあえずこれくらいで。他にも化石、土器、昆虫標本などいろいろ展示。博物学に興味がある方はぜひ。会場はもともと大学の会議室で、廊下をずーっと奥まで歩くため大学の雰囲気をご存じない方は少々不安になるでしょうけど大丈夫です。移転して既にほとんど人はいませんし。 pic.twitter.com/1Py4v9C1DW
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2016年11月5日
旧工学部本館の廊下に何気なく置かれている備品/什器類も貴重な品で要注目。できればエレベーターではなく階段での移動をおすすめする。これは物理学部の移転に伴い廃棄となり残置された地球惑星科学科の標本棚。九州大学総合研究博物館がレスキューし、保管棚として再利用する予定。 pic.twitter.com/5axDzp4I1f
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2016年11月5日
同博物館では家具史的な観点からこれら什器類の調査・研究を進めている。ただし、新たな設置スペースが確保できていないのが大きな課題とのこと。 pic.twitter.com/eHcSCrwvS5
— タケ@ALL-A (@take_all_a) 2016年11月5日